SSブログ

『読書進化論 人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか』 [☆]

・子供の環境としておそらく大事なのは、小・中学生のころから、パソコンとか本などが、おもちゃがわりに、本人の知的興味を刺激するような形で周りにあるということだと思っています。

・本を出すということは、プライベートな人材から、パブリックな人材になる、ということです。

・人間はうまくできていて、人の体験なのか、自分の体験なのか、情報として手に入れると混ざっていってしまう傾向があります。結果、人の体験でも、読書により自分が体験したような意識になるので、そこからアイディアも出てくるし、自分から動けるようになります。

・本選び基準のひとつは、ウェブや友達の話より質が高いかどうか。

・どういうメールがよいのでしょうか。私のお勧めは、最初の2~3行に相手の心をとらえる文章があり、そのあとに伝えたい内容があって、最後に相手にどういうアクションをしてほしいのか、というガイドがあるものです。

・ブログを読む目的は著者の体験の疑似体験ですから、一般論ではなく、読者は「あなたの体験をしっかり話してください」ということを望んでいるのです。

・要は、やったかやらなかったか、の差なんです。

・相手に伝えたいものを得るには、自分で体験するか、人に聞くか、本で読むか、この3つしかありません。しかも、人に聞いたり本で読んだりした体験は、いったん自分の体験に落とし込まないと、借り物の体験のままで、咀嚼できず、人に聞かせてもまったく面白くありません。

・地色が入っているブログも多いのですが、1日数万の訪問者がいるようなブログは、ほとんどが本と同じく白地です。その方が長文をやさしく読めるからです。

・私の非助成想起における認知度(相手に名前を言わなくても思い出してもらえること)は、まだまだ低いのです。

・どの本も、結局は大半は同じことをいっているんですよね。そうしょっちゅう、奇抜なアイディアは出てきませんし。新しい食材が増えないのと同じで、、それよりも、著者がいかに素材を料理するかですね。

・美人かどうかはともかく、確かにこぎれいにしているだけで、「above average」(平均点以上)は取れるんですね。



読書進化論‾人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか‾ (小学館101新書)

読書進化論‾人はウェブで変わるのか。本はウェブに負けたのか‾ (小学館101新書)

  • 作者: 勝間 和代
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2008/10/01
  • メディア: 新書



タグ:勝間和代
nice!(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

トラックバック 0