『無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法』 [☆☆]
・どんな勉強も、文字を大量に読むことが求められます。このときに、読むのが遅いと、読むこと自体にくたびれてしまって、勉強が続きません。
・MP3やMDを揃えるときに重要なのは、ヘッドフォンです。ヘッドフォンは、本体機器よりも高いくらいのものを買うことをお勧めします。
・道具で大事なのは、道具の値段の絶対額ではなく、道具を買ってから、どうやって使い倒すか、ということです。たとえ二倍の金額を払ったとしても、使う時間が五倍以上になるなら、投資効果が高くなります。
・英語も、もともとはもっと複雑な言語でした。それが、中世、イギリスがフランスに占領されていた間に、イギリスの上流階級が使わなくなり、労働者階級のみが使うようになったことにより、文法が大きく簡略化されていったのです。
・英語はどちらかというと、目で読むよりは、耳で聞くのに向いている、音声系の言語です。だからこそ、英語は、読み書きを中心に勉強するより、ヒアリングを熱心にした方が、ほんとうは上達が速いのです。
・量が勝負と、インプットを繰り返していくと、それが一定量を超えた瞬間、ある日突然わかるようになります。
・テレビは時間当たりの情報量が少なすぎます。本で三ページぐらいの内容を、延々一時間かけてやったりしているのですから、娯楽という意味では楽しいかもしれませんが、勉強という面からは時間の無駄です。
・目で見る勉強、本・雑誌・新聞・ネットのいいところは、自分の処理スピードで読めるところです。
・英語については、我慢して三か月から半年、一日一時間聞くと、たいていの人は発音がよくなり、聞き取れるようになります。
・授業やセミナーで、先生が言ったことを録音しておいて暇なときに聞き直すというのは効果的な学習法です。
・その人は、大学の授業をMDに落として、三回くらい高速で聞いたそうです。そうすると、一回聞いただけではわからなかったことの意味とかつながりがわかるようになり、だいたい覚えてしまったと言います。
・同じものを何回も聞くことによって、さまざまな気づきや多様な見方、構造化ができるようになる、これは、音声学習の大きなメリットです。
・書くことは呼吸するのと同じくらいの肉体労働として位置づけ、とにかく量産すること。
・勉強法において差別化できるのは、道具とやり方です。人間、覚える能力とか意志の力には、そんなに大差はありません。そこを勘違いして、努力論に走るから、なかなか続かないのです。
・一定分野の知識をある深さで取得していくと、「ディープ・スマート」といわれる現象も起こります。これは、何か突発的なことや、日常的でないことが起こった場合にも、それまでの知識を活用して、比較的容易に新しいことができるようになるというものです。
・ファイナンスMBAの話でおもしろいのは、卒業生が出世ルートに乗るケースが多いということです。これは、勉強した内容そのものが使えるというより、会社側が二年間、夜間の残業を減らして勉強させてやったのだから、その分の恩返しに、成果を出せ、ということで、企画や社長室に異動になる、などといったことになりやすいからのようです。
・自分がどれだけの情報を持っているかではなく、どれだけの情報にアクセスできる権利を持っているかが、より重要なのです。
・やはり、知らない単語は聞けない、すなわち、読めないものは聞けないのです。ヒアリング力を上げるには、ボキャブラリー力も上げる必要があるのです。
・発音だけきれいにしてしまうと、今度はボキャブラリーが現地のエリート層に比べて少ないので、逆に子供っぽく聞こえるから、日本人臭さを残した方がいいのではと複数のバイリンガルから指摘された。
・ヒアリングの訓練としては、PCとかニンテンドーDS向けに出している『えいご漬け』もお勧めです。
・私がお勧めするのは、まず家計簿を複式簿記でつけてみることです。
・ITに置き換えられるものは全部ITに置き換えられ、生身の人間はITにはできないことをやらないと、仕事がなくなります。
・経済については、むずかしい専門書か超入門書が多く、なかなか、その間になるような、わかりやすい書籍が手薄な分野でもあります。
・日本では従来、いちばん偉いのが法学部で、お役所に行くような人がいて、次に、医学部に行く人が偉くて、などとされ、経済学部、商学部などの文系の学問は軽んじられてきた経緯があります。これを逆に言うと、経済については無知な人が多いということです。ちょっと勉強するだけで差がつく、効果が早期に出やすい領域であるということです。
・なぜ日本人は長時間労働をしなければならないか。それは、働き方の効率がとても悪いためです。
・MP3やMDを揃えるときに重要なのは、ヘッドフォンです。ヘッドフォンは、本体機器よりも高いくらいのものを買うことをお勧めします。
・道具で大事なのは、道具の値段の絶対額ではなく、道具を買ってから、どうやって使い倒すか、ということです。たとえ二倍の金額を払ったとしても、使う時間が五倍以上になるなら、投資効果が高くなります。
・英語も、もともとはもっと複雑な言語でした。それが、中世、イギリスがフランスに占領されていた間に、イギリスの上流階級が使わなくなり、労働者階級のみが使うようになったことにより、文法が大きく簡略化されていったのです。
・英語はどちらかというと、目で読むよりは、耳で聞くのに向いている、音声系の言語です。だからこそ、英語は、読み書きを中心に勉強するより、ヒアリングを熱心にした方が、ほんとうは上達が速いのです。
・量が勝負と、インプットを繰り返していくと、それが一定量を超えた瞬間、ある日突然わかるようになります。
・テレビは時間当たりの情報量が少なすぎます。本で三ページぐらいの内容を、延々一時間かけてやったりしているのですから、娯楽という意味では楽しいかもしれませんが、勉強という面からは時間の無駄です。
・目で見る勉強、本・雑誌・新聞・ネットのいいところは、自分の処理スピードで読めるところです。
・英語については、我慢して三か月から半年、一日一時間聞くと、たいていの人は発音がよくなり、聞き取れるようになります。
・授業やセミナーで、先生が言ったことを録音しておいて暇なときに聞き直すというのは効果的な学習法です。
・その人は、大学の授業をMDに落として、三回くらい高速で聞いたそうです。そうすると、一回聞いただけではわからなかったことの意味とかつながりがわかるようになり、だいたい覚えてしまったと言います。
・同じものを何回も聞くことによって、さまざまな気づきや多様な見方、構造化ができるようになる、これは、音声学習の大きなメリットです。
・書くことは呼吸するのと同じくらいの肉体労働として位置づけ、とにかく量産すること。
・勉強法において差別化できるのは、道具とやり方です。人間、覚える能力とか意志の力には、そんなに大差はありません。そこを勘違いして、努力論に走るから、なかなか続かないのです。
・一定分野の知識をある深さで取得していくと、「ディープ・スマート」といわれる現象も起こります。これは、何か突発的なことや、日常的でないことが起こった場合にも、それまでの知識を活用して、比較的容易に新しいことができるようになるというものです。
・ファイナンスMBAの話でおもしろいのは、卒業生が出世ルートに乗るケースが多いということです。これは、勉強した内容そのものが使えるというより、会社側が二年間、夜間の残業を減らして勉強させてやったのだから、その分の恩返しに、成果を出せ、ということで、企画や社長室に異動になる、などといったことになりやすいからのようです。
・自分がどれだけの情報を持っているかではなく、どれだけの情報にアクセスできる権利を持っているかが、より重要なのです。
・やはり、知らない単語は聞けない、すなわち、読めないものは聞けないのです。ヒアリング力を上げるには、ボキャブラリー力も上げる必要があるのです。
・発音だけきれいにしてしまうと、今度はボキャブラリーが現地のエリート層に比べて少ないので、逆に子供っぽく聞こえるから、日本人臭さを残した方がいいのではと複数のバイリンガルから指摘された。
・ヒアリングの訓練としては、PCとかニンテンドーDS向けに出している『えいご漬け』もお勧めです。
・私がお勧めするのは、まず家計簿を複式簿記でつけてみることです。
・ITに置き換えられるものは全部ITに置き換えられ、生身の人間はITにはできないことをやらないと、仕事がなくなります。
・経済については、むずかしい専門書か超入門書が多く、なかなか、その間になるような、わかりやすい書籍が手薄な分野でもあります。
・日本では従来、いちばん偉いのが法学部で、お役所に行くような人がいて、次に、医学部に行く人が偉くて、などとされ、経済学部、商学部などの文系の学問は軽んじられてきた経緯があります。これを逆に言うと、経済については無知な人が多いということです。ちょっと勉強するだけで差がつく、効果が早期に出やすい領域であるということです。
・なぜ日本人は長時間労働をしなければならないか。それは、働き方の効率がとても悪いためです。
- 作者: 勝間 和代
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2007/04/05
- メディア: 単行本（ソフトカバー）
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