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『デジタル手帳術 手帳はiPhoneに変えなさい』 [☆☆]

・デジタル手帳の一番分かりやすい利点は、蓄積と検索が容易なことだ。

・情報は蓄積しているだけでは意味がない。せっかく記録している情報をいつでも「使える情報」として有効に活用したいなら、これだけでもデジタル化は価値がある。

・そもそも、紙の手帳は直近の予定を管理することに向いていると言える。「来週の空き時間を探す」といった作業にこそメリットを発揮する。逆に言うと、それ以上のことは、ほとんどできないと思った方がいい。過去の情報は全ページをめくって探さなければならないのである。

・意義があるのが、検索で見つからなければあきらめられることだ。これがアナログだと、どこかにあるのではないかと、延々と探し続けることになる。

・今から手帳をデジタルに変えていけば、5年後、10年後に「今の情報」を検索できるようになる。

・人に見られても差し支えないメモは、Twitterにつぶやいています。Twitterが仕事につながることもよくあるので、自分だけのメモ帳に記録するより、よほどメリットは大きいのです。

・予定は必ず日時が組み込まれているのに対して、ToDoでは締め切りが用意されるのが普通だ。

・ToDoリストではスケジュール管理ができないし、スケジュールソフトで作業を把握するのはナンセンスだ。大事なのは、スケジュールとToDoの違いをよく理解して、正しく使い分けることだ。

・GTD(Getting Things Done)は、やるべきことを頭の中から追い出し、整理して実行していくという考え方だ。

・期限がない作業は、管理する必要もないはずだ。

・人名を記録する際に、急いでいる場合はひらがなで入力しておく。誤変換しているのに「いいや」と妥協して進めてしまうと、後で検索したときに困るからだ。

・外出先で気付いたことがあったら、キーをタイプするのではなく、録音してしまえばよいのだ。

・個人が扱う情報にも、「ロングテール」の考え方が当てはまると思っています。雑誌のスクラップを集めても、1000の記事をスクラップして、実際に3つ使えればよい方でしょう。

・目標を達成するためには、常に目標そのものを見られる環境を用意しておくなど、ロジカルに自分自身をコントロールする方法として、デジタルの手帳はとても役に立つと確信している。

・昔のセールスの本には、「顧客の誕生日を記録しておいて、お祝いのメールを送ろう」といったテクニックが記載されていたものだ。だが、最近はそんな古いセールスの手法は効果がないことが多い。個人情報に関してシビアな時代なので、逆に気持ち悪がられる。

・私の場合は5年でクリアする目標をかなえるために、毎月1日のスケジュールに繰り返しテーマを表示している。これはもちろん、目標とするテーマを忘れないようにするためだ。

・長期的な目標を達成するためには、スパンの短い積み重ねが大事だ。大事なのは決めた予定を100%守ることではなく、決めなかったときに比べ、少しでも多く学習するようになることだ。



デジタル手帳術 手帳はiPhoneに変えなさい

デジタル手帳術 手帳はiPhoneに変えなさい

  • 作者: 戸田覚
  • 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
  • 発売日: 2010/11/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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