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『文学少女はガーゴイルとバカの階段を昇る』 [☆]

・皆さんが同じことを言っていると、切り口もひとつに限定されてしまいますね。

・にっこりと艶のある笑顔で酷いことを言ってのける。それは反論を許さない、人の上に立つことができる人特有の笑顔のように見えた。

・この程度の約束でも破ってしまうことが心苦しいのか、浮かない表情だ。きっとまっすぐな心を持っている人なんだろう。

・百聞は一見にしかず。百見は一触にしかず。実際にやってみるのが一番いいだろう。

・常識的な人間はどこまでも常識を基盤にするのだ。

・文月のテストには上限がないんだ。制限時間だけがあって、問題数は無制限。つまり、時間内に幾らでも解答できるし、満点がないから点数が頭打ちになることもない。1教科で500点取る人もいるらしいよ。

・ぼくらは回し車を走り続けるハムスターなのかもしれない。でも、モモンガみたいに飛べることもある。



コラボアンソロジー2 “文学少女”はガーゴイルとバカの階段を昇る (ファミ通文庫)

コラボアンソロジー2 “文学少女”はガーゴイルとバカの階段を昇る (ファミ通文庫)

  • 作者: 野村 美月
  • 出版社/メーカー: エンターブレイン
  • 発売日: 2008/10/30
  • メディア: 文庫



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