SSブログ

『浜村渚の計算ノート 4さつめ 方程式は歌声に乗って』 [☆☆]

・「物事を数値化し、数理現象・物理現象など事実だけを重んじる科目は、心を尊重し他人を慈しむ人間性を否定しうる」という理由で、理数系の科目は大幅に削減されていった。

・数学ってのは何よりも正しいことを大事にするので、数学が好きな人は自分の口から不正確な言葉が出るのをとっても嫌うんです。

・「確率」ってのは、まだ見ぬ可能性を数と論理を使って覗いてやろうっていう、どこまでも未来を見据えた数学なんです。

・服装や生き方にこだわりを持つがゆえ、周りにむやみに合わせることができない。

・明治時代にさー、犯罪者たちの間でさー、制服を着ていない和服の警察官はさー、「角袖」って呼ばれてたんじゃんね。「かくそで」を逆さから読んで「でそくか」って言ってさー、でもそれじゃ言いにくいから、初めと最後の文字だけ取って「デカ」になったんじゃんね。

・優れた数学好きとは、優れた問題を作る人間のことなのだと思わせた。

・「四平方の定理」です。「すべての自然数は、必ず四つの平方数の和で表せる」っていう定理です。

・習ったことしかできない人が、未来を創れるの?

・教育は決して、大人だけのためのものではない。だけど、子供だけのためのものでもない。今、共に未来を創ろうとするすべての人のためのものなのだ。






浜村渚の計算ノート 4さつめ 方程式は歌声に乗って (講談社文庫)

浜村渚の計算ノート 4さつめ 方程式は歌声に乗って (講談社文庫)

  • 作者: 青柳 碧人
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2013/04/12
  • メディア: 文庫



浜村渚の計算ノート 4さつめ 方程式は歌声に乗って (講談社文庫)

浜村渚の計算ノート 4さつめ 方程式は歌声に乗って (講談社文庫)

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2013/04/12
  • メディア: Kindle版



タグ:青柳碧人
nice!(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

トラックバック 0