『ビブリア古書堂の事件手帖 2』 [☆☆]
・(謝らせてくれない客が、一番腹を立ててるもんさ。肝に銘じときな) 去年死んだ祖母の声が、耳の奥で蘇った。
・誰かに押しつけられていい人になっても、本当にいい人になったことにはならない。
・感想はただの感想だ。現実にどんな行動を取るべきか、大抵の人間は自分で判断することができる。
・私は、探偵小説に登場してくる探偵役を、決して好きではない。他人の秘事を、なぜあれほどの執拗さであばきたてねばならないのか、その情熱の根源がわからない。それらの探偵たちの変質的な詮索癖こそ、小説のテーマであり、もしくは、精神病学の研究対象ではないかとさえおもつている。
・自分の抱えていることを、他人に打ち明けられない人間だった。
・古書にパラフィン紙をかけている。古い本を日焼けから守るためのものだ。
・思い出したくないっていうのは、忘れられないってことじゃないですか。
・とても頭のいい人でしたけど……無邪気に残酷な真似をしてしまうようなところがありました。まるで遊んでいるみたいに。
・誰かのことを深く知ろうと思ったら、詮索めいたこともせざるを得ないんじゃないか。なにもせずに見守っていたら、今ある関係もなくなってしまうかもしれない。
・誰かに押しつけられていい人になっても、本当にいい人になったことにはならない。
・感想はただの感想だ。現実にどんな行動を取るべきか、大抵の人間は自分で判断することができる。
・私は、探偵小説に登場してくる探偵役を、決して好きではない。他人の秘事を、なぜあれほどの執拗さであばきたてねばならないのか、その情熱の根源がわからない。それらの探偵たちの変質的な詮索癖こそ、小説のテーマであり、もしくは、精神病学の研究対象ではないかとさえおもつている。
・自分の抱えていることを、他人に打ち明けられない人間だった。
・古書にパラフィン紙をかけている。古い本を日焼けから守るためのものだ。
・思い出したくないっていうのは、忘れられないってことじゃないですか。
・とても頭のいい人でしたけど……無邪気に残酷な真似をしてしまうようなところがありました。まるで遊んでいるみたいに。
・誰かのことを深く知ろうと思ったら、詮索めいたこともせざるを得ないんじゃないか。なにもせずに見守っていたら、今ある関係もなくなってしまうかもしれない。
ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)
- 作者: 三上 延
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2011/10/25
- メディア: 文庫
ビブリア古書堂の事件手帖2 ~栞子さんと謎めく日常~ (メディアワークス文庫)
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- メディア: Kindle版
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