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『ビブリア古書堂の事件手帖 4』 [☆☆]

・当時もそこまでするような厳格な親はめったにいなかったと思う。でも、母にとっては、自分がされたことを子供にしていただけだったかもしれない。

・自分の趣味の話題で饒舌になる人間は多いものだ。人間の性格がその時々でまったく違って見えたところで、さほど不思議ではないだろう。

・孤独だったと思うわ。一緒にいる相手が自分の気持ちをぶつけてくれなかったら、それは一人でいるのと同じだもの……。

・誰でも知っている作品の初版本が、まさかそこまでするとは――いや、誰でも知っているからこそかもしれない。

・押絵というのは、布や綿で立体感を出した細工の一種で、今でも飾り羽子板などで使われていますね。

・栞子さんのような人たちには、現実の世界がどう見えているんだろう。ふとしたきっかけで夢と入れ替わってしまうような、作り物のようなものに感じているんじゃないのか。

・悪人ではないけれど、大切にしているもののためには手段を選ばないタイプ。






ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ (メディアワークス文庫)

ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ (メディアワークス文庫)

  • 作者: 三上 延
  • 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
  • 発売日: 2013/02/22
  • メディア: 文庫



ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ (メディアワークス文庫)

ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ (メディアワークス文庫)

  • 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
  • 発売日: 2013/08/22
  • メディア: Kindle版



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