SSブログ

『人の目を気にせずラクに生きるために黒猫が教えてくれた9つのこと』 [☆☆]

・私の周りには、仮に大変なことが起こっても、悲しい、苦しい、ツラいという感情を持たない人、というより、持たないと決断した人が大勢いるよ。面白いことに、そういう人には、大変なことが起こらない。

・ほとんどの人は、親や教師などから教わったことを疑ったりしない。でもよくよく聞くと、親や教師自身も検証せずにそれを信じ込んで悪気なく伝えていることもある。

・人間関係に悩む多くの人が、みんなと仲良くしなければならない=みんなに好かれなくてはいけないと思っている。だから、小さなトラブルにも大きく悩むことになるんだよ。

・それ、うまくいかない人の特徴だよ! 今やれない理由を探すのが、天才的にうまい!

・残念ながら決めるだけじゃだめなんだ。決めて断つ。決断には捨てることも必要なんだよ。

・捨てるのは、人に好かれようとすること。今日からは「積極的に嫌われよう」。それくらいの気持ちで過ごすんだよ。

・他人がどう思うかよりも、自分自身がどう思うかを優先する。自分の心に素直に行動するために、積極的に嫌われることを選ぶ。

・なんくるないさ~って、「なんとかなるさ」といった雰囲気で使われてるけどね、本当は「真なることをやっていれば、道は開ける」という意味なんだ。

・自信とは、字の通り「自分を信じている」ということ。つまり、自信がないとは、「自分を信じられない」状態だ。「信じられない人」と聞いた時、その人の特徴がいろいろと浮かぶだろうが、集約すると、「約束を守らない人」ではなかろうか。ということは、自分が決めた約束を守らなければ、どんどん自信をなくしてしまう。

・自信を持つには、自分との約束を守れば良いのだ。たとえば、明日は朝7時に起きると決めたら必ず起きる、とかだ。

・友人に送ったメールの返信がこないことを、自信のないAさんは「無視された」と思うのに対し、自信のあるBさんは「今忙しいのかな」と思うといった具合にね。こんなふうに自信がない人は、勝手に被害者になることで、相手を加害者にすることがある。

・常にエレガントに振る舞うんだよ。見た目もできる限り美しく、清潔に保つよう努力する。

・行動もエレガントにする。音を立てない。歩くのも、ドアを閉めるのも、食べるのも、なるべく音を立てずに行うと美しいよ。

・他人が悩んでいるように見えたら、「ため込まずに、吐き出した方がいいよ」などと言う人がいる。相手への優しさと見えて、実は自分に依存させて自分が重要な人間だと感じたい欲求を満たしている場合もある。

・うまくいかない人の多くが、「なんで私はこうもダメなんだろう」と自分に問いかけてしまう。そして、ダメな理由をいっぱい拾ってきてしまうんだよ。

・人は気づくたびにどんどん変化する。人の変化は気づきの能力に比例する。

・たとえ今の状態から変化したくないと思っても、世の中は常に変化しているので、自分自身が変化しなければ現状維持さえもできない。

・望む未来を意識して、これまでとは違う行動を今たくさんすることで、気づきも多くなり変化ができる。

・分かり合えない部分をミステリアスな部分として人間関係を楽しもう。期待せずに、その時々を豊かに楽しめばいい。

・すべてを分かり合えることがないからこそ、「分かり合えた」と思える瞬間が貴重なんじゃないかな。

・たぶん、1000個も夢を持っていると、一日にいくつも叶って、潜在意識が「自分は夢を叶えられる人間なんだ」って認識するんじゃないかな。

・人は、このセルフイメージの通りに振る舞ってしまう。「私は本を読まない」というセルフイメージを持っている人は、誰に止められているわけでもないのに、文字が読めないわけでもないのに、本を読まない。

・「恥ずかしがらない」って言い方ではダメなんだ。「恥ずかしい」という言葉を使った瞬間に、脳が恥ずかしいという感覚を表現しようとして、思えば思うほど恥ずかしくなっちゃうんだ。セルフイメージを書き換える時には必ず、肯定的に言葉を使う必要があるんだよ。

・自分って探すんじゃなくて、こんな自分になりたいって、自分で創っていくものなんだね。自分創りでいいんだね!

・変化を邪魔するのは自分の脳だけではなく、周りの人の脳も、時に変化を拒むということだ。特に、関係の近い家族や友人が変化を拒みやすい。他人と保たれていたバランス。これが、どちらかが変化することで崩れてしまう。他人の脳もまた変化を嫌うので、そのバランスをどうにか元に戻そうとするのだ。

・他人と比べるのではなく、比べるなら過去の自分と比べるんだ。

・人からの批判は、面白がればいいんだ。それがどんなに悪意に満ちていたとしてもね。「それ、面白いねぇ~」と一言発することで、自分に余裕が生まれるのを感じられると思うよ。

・2つの道に迷った時は、より面白そうで、危険そうな道を選ぶと決めておくといいよ。自分の人生を本に書くとしたら、読者がよりワクワクしそうな選択をするというわけさ。

・黒猫思考を伝授するものの心得は自立を促すことであって、自分に依存させることではない。それが時には周りの人から冷たいといった誤解を受けるが、それも覚悟の上だ。

・脳は、知りたいことにアンテナを立てておけば、答えがひっかかるようにできているんだ。だから、いつも自分の中に知りたいアンテナをいっぱい立てておくんだ。

・世の中の嫌なこと、苦しいこと、腹の立つこと、悲しいこと、そういった一見深刻なことも、ちょっと視点を変えてみると、滑稽なことがよくあります。それらを演じて笑いを生み出すのが「クラウン」です。





人の目を気にせずラクに生きるために黒猫が教えてくれた9つのこと

人の目を気にせずラクに生きるために黒猫が教えてくれた9つのこと

  • 作者: 金光 サリィ
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2012/12/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



タグ:金光サリィ
nice!(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

トラックバック 0