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『ビブリア古書堂の事件手帖 3』 [☆☆]

・普段大人しい客が文句を言ったら注意しな――長年食堂を経営していた祖母の教えだ。よっぽど腹に据えかねたってことだからね。

・言われてみればそうかもしれない。「以前と変わりない」こと自体がまずいのだ。

・家族がなにを考えていたのか、意外と分からないものだ。特に本人が口をつぐんでいる場合には。

・あいつが本の話をすると、お前は喜んで聞くだろう。口下手な奴にはそういうのは嬉しい。

・古い本には本そのものにも物語がある。

・金をもっているひとは金があてにならない。からだの丈夫なひとはごろっとやられる。あたまのいいものはあたまが弱い。あてにするものはみんなあてにならない。






ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)

ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)

  • 作者: 三上 延
  • 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
  • 発売日: 2012/06/21
  • メディア: 文庫



タグ:三上延
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