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『もっと「脳にいいこと」だけをやりなさい 確実に自分を変えていく法』 [☆☆]

・「自分を客観視する」行動を「メタ認知」といいます。脳の前頭葉を中心として、頭の中で「メタ認知」が行なわれると、脳が安定することがわかっています。

・メタ認知ができると、脳のコントロールレベルが一つ上がるのです。

・「こんな自分は本当の自分じゃない」「自分のしたいことがわからない」などといっている人にかぎって、あれこれいう前にとりあえず「何かをやってみる」ことがありません。

・人が恋に落ちると、陶酔感、渇望、強迫的思考と関わっている「腹側被蓋野(VTA)」を含め、脳の原始的な部分が活発になる。これはコカインでハイになるときに活性化するところと同じ領域です。

・片方のグループは、実際にピアノに触れることなく、ただ連続した音符を弾くところをイメージし、もう片方のグループは、同じ一節をただ普通に練習しました。五日後、どちらのグループも、脳内のモニターシステムには同じ変化が現われ、同じくらい正確に演奏したそうです。つまり、自分が望む結果を何度も思い描くことこそが、重要なのです。

・人間の脳は、主に生存にかかわる問題を解決するために使われるので、世界は怖いものだと思い込みがちである。

・後悔は、良心や善意にもとる行動をしたことを告げてくれます。この思いにつき動かされ、人は償いをします。謝ったり、埋め合わせをしたりするのです。

・罪悪感はマイナスの力です。後悔と同じように、ある特定の行為に対する不満の勘定がわきますが、償いをするというのではなく、罪悪感は自分に向けられ、害を及ぼします。ターゲットになるのは、もはや自分の行動ではなく、本質的な自分自身なのです。

・他人の行動にあまりに注意を払いすぎるのは共依存的な行動であり、自分のエネルギーを奪っていきます。

・何が起こったか、誰が誰に何をしたかというような細々したことは「景色」であり、そればかり見ているのは、「被害者の態度」です。まずは、「自分を変える」ことを忘れないでください。あなたは、景色を体験している「傍観者」なのです。

・いつ、どこでも、人はやさしくなれます。たとえ相手があなたの善意に気づかなくても、ただやさしさをもって他者を見守ることも愛情の一つです。

・愛を受けとる人が誰もいなかったら、誰も愛を与えられなくなるでしょう。

・一日に何回「イヤだ」「嫌い」などといっていますか。「渋滞がイヤだ」「キャベツが嫌いだ」「あの政治家が嫌いだ」……。こうした言葉に含まれるネガティブなエネルギーは、精神と身体のエネルギーを消耗し、病気に至らしめることすらあります。

・言葉は血圧に直接影響を及ぼし、常に否定的な話し方をする人は、心臓病になる確率が高いとの結果が出ています。

・人は、口にする言葉を無意識に信じてしまいますから、なるべくマイナスの言葉遣いを避け、プラスの言葉遣いを心がけるといいでしょう。

・恐れや恐怖、悲しみや痛みなどに突き動かされて「~したい」「~すべき」と思うかもしれませんが、これは直感ではありません。思考や感情のパターンによる、単なる「反応」です。

・感情にもとづいて行動した場合、いい結果になることもあれば、悪い結果をもたらすこともあります(だいたい後者です)が、幸せにつながる道だとは決していえません。





もっと「脳にいいこと」だけをやりなさい! 確実に自分を変えていく法

もっと「脳にいいこと」だけをやりなさい! 確実に自分を変えていく法

  • 作者: マーシー・シャイモフ
  • 出版社/メーカー: 三笠書房
  • 発売日: 2011/06/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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