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『暗示で500%能力を引き出す勉強法』 [☆☆]

・まったく勉強しなくなると、人間は、おバカさんになってしまう。現状維持ではない。アホになってしまうのだ。そんな人間が、この過酷な世の中をどうやって生き抜いていけばいいというのだろう。

・やる気をひっぱり出すときの第一原理。それは、人間の「欲」を利用することだ。

・「できる」という思い込みを強化するのは簡単で、とにかく最初は「やさしいこと」からスタートすればいいのである。

・「1年で20キロダイエットする」などと長期目標を設定する人は、えてして三日坊主に終わる。それよりも「1週間で500グラム」「1か月で2キロ」という短期目標を作る方が、やる気を持続させることができるのである。

・褒めてもらえば、誰でもやる気が出てくるのである。しかし、待っているだけでは、誰も褒めてはくれない。そんなときは、大胆に「俺のこと褒めてよ」と、友だちに頼んでみればいい。

・人間は、文章を書くことでストレスを発散できる。ストレスがなくなれば、やる気も出てくる。これを「メンタル・ライティング」という。

・勝つためにはどんな戦略が有効だろうか。それは、人気の分野、流行の分野を避けることだ。孫子の兵法の例を挙げるまでもなく、敵が少ない・手薄なところを攻めるのが、勝利への王道。

・勉強に必要なのは、ヒマな空き時間ではない。1時間をかき集める覚悟なのだ。

・多くの人は「文章力がない」のではなく、「文章の書き方を知らない」だけなのである。ようするに、練習不足。

・ひとつでも弾ける楽器があると、その技術は年月を経ても失われない財産となる。

・「いい本」は、4回読むことを勧める。良書であれば、二度、三度と読む返すたびに、理解が深いものになっていくのだ。

・「再読」の効果を高めるためには、読後すぐに読み返すのではなく、少し間隔をあけたほうがいいだろう。その方が、薄れかけた記憶と比較しながら読書をすることで、学習効果を高めることができるからだ。

・塾やスクールでないと勉強できないなら、そもそも勉強をやめろ。勉強はひとりでやるのが原則だ。

・困難にぶつかったとき、「状況」に怒りを感じても意味はない。自分のチカラで周りの状況・環境を変えるのは難しいからだ。どうすることもできないことは、とにかく受け入れるしかない。変えるべきは、むしろ「対応」である。どうしようもない状況にただイライラするのではなく、その制約の中で自分なりにできるベストな対応を考え、行動するのである。

・覚えたいたことは、その場で3回繰り返せ。

・一般的に人間は、わずか20秒後には80~90%のことを忘れてしまう生き物だといわれる。非常に忘れっぽいのである。

・とにかく好悪の感情を動かして、記憶の定着率を高めるのがコツである。実は、漫画やゲーム、テレビドラマ、小説などがきっかけで、歴史にハマっていく人が多いのは、この心理的効果が大きいのである。

・人間にはちょっと不思議な心理がある。「絶対に忘れなよ、しっかり覚えておけ!」といわれると、あっさり忘れてしまうのに、「この話は忘れてもいいよ」だとか「聞かなかったことにしておいて」といわれたことは意外と覚えているのである。

・社会人になると、二極化が進む。「これでは、いかん!」と奮起して、自分なりに勉強する人と、「もう、二度と本なんて開かないもんね」と決めてしまう人に、はっきりと分かれる。

・仕事で成功したいなら、毎日1時間でも、2時間でも、コツコツと勉強し続けることが肝要なのだが、それもできない人がたくさんいる。





暗示で500%能力を引き出す勉強法 (ドリームスキル・クラブシリーズ)

暗示で500%能力を引き出す勉強法 (ドリームスキル・クラブシリーズ)

  • 作者: 内藤 誼人
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2008/09
  • メディア: 単行本






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