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『今やる人になる40の習慣』 [☆☆]

・受験生が、夜型を朝方に変えるというのも、実は「どう勉強するか」というHOWの問題を、「いつ勉強するか」というWHENの問題にすり替えて、解決を図っている例です。

・「どうしよう」と迷って、いい方法が思い浮かばないときには、頭の中で「5W1H」を思い浮かべて、いつ、どこで……と入れ替えることで、すぐに行動に移して解決を図るという手法を、ぜひ身につけてください。

・人は、その人がしたことによってかたちづくられているのはもちろんですが、その人のしなかったことも、実はその人の一部なのです。

・失敗とは、転ぶことではない。そのまましゃがみこんだままでいることである。

・記録するということは、自分に向き合うことにほかならないのです。

・相手がよほど優秀な人でない限り、今の「ギリギリ」の運営を人に強いる日本社会においては、行動を定型化して、相手が「テンプレート」通り仕事を進められるように配慮することで、ミスが出ないように配慮することが必要なのです。

・とにかくまず、返信することが必要なのです。つまり、送り手は本当に自分のメッセージが相手に届いたかどうかがわからないので、どうしても不安を抱えることになります。その不安を払拭するには、受け手が「メールを拝見いたしました」と、まず返信する必要があるのです。とりあえずコミュニケーションが完結したことは相手に伝えないと、社会人として失格です。

・「努力は裏切らない」という言葉があります。実は、少し補足が必要な言葉なのです。「正しい方向でなされた努力は裏切らない」とすべきなのです。

・不満をぶちまける人は、人のアドバイスをちゃんと聞かず、結局は自分の判断基準を押し通して、間違った方向での努力を続ける、当然の結果として上手くいかず、不満を抱く。

・自分ができることを目の前にして、それが善い行為だとわかっていながら損得を考えているようでは、思い切りよく行動できる、「今やる人」になれるはずがありません。

・季節限定、期間限定と銘打たれ、爆発的に売れている商品に、ときにお目にかかります。そんなとき、僕は必ず世阿弥のことの言葉を思い出します。この「時分の花」は、果たして「まことの花」になりうるのだろうか、と。

・失敗することではなく、低い目標を持つことが罪なのだ。(Not a failure,but low aim,is a crime.)

・とりあえずお土産を贈ればいい、つまりモノを渡せばいいと考えている人はどうでしょうか? 実際にはそういう人の方が多いかもしれませんね。だから、キオスクや「エキナカ」の土産物売り場があんなに充実しているのです。

・かつて果物を食べていた光景を思い出すと、そこには祖母や母がナイフを持って皮をむいている姿が浮かんでくるのです。果物は、こうした家族のつながりの中で消費されていたのではないでしょうか?

・今や先のようなカットフルーツがコンビニに棚を獲得しました。一人暮らしの若者がそれを買って、一人で食べる──そこには先のような、リンゴの皮をむいて、「ハイ」と孫に渡すおばあちゃんの姿はもう存在しません。

・奇跡を待つより、捨て身の努力よ!

・温暖化が進んで、天気が目まぐるしく変わるようになった今の日本では、文句を言いたくなければ、傘を持って歩けばいいのです。

・こんな人からは離れた方がよい、という人がいるのです。どんな人だと思いますか? それは、志の低い人です。

・敗因は勝因以上に普遍性がある。

・ライバルは一度、戦えば、わかる。もう一度戦ってみたいと思うから。

・誰をライバルとみなすかどうかが、その人の器の大きさであり、価値であると言えます。

・人は自分が「権威」を感じる、つまり認めているものはよくわかるが、そうでないものに対してはわかろうとする意欲そのものが下がってしまうという傾向を持っています。

・かの有名なフェルメールも、肉眼で直接見た世界を描いたのではなく、カメラ・オブスクラを通して捉えた世界を描くことで、あの独特の世界を表現したと言われています。

・見えないから大丈夫、隠れているから大丈夫と気を抜くのではなく、逆にそうだからこそ、きちんと整理する。

・会社がプライベートの場所でない以上、ある程度の距離感を保ったまま関係を築くべきです。そしてそれは、日本語の特性から、おのずと呼称に表れます。だから、たとえ年下であっても「さん」をつけて呼ぶべきなのです。

・実は、「おいしい」牛乳は『おいしい牛乳』以外にも数多く存在します。ところが、ある一つの牛乳が、「おいしい牛乳」と宣言してしまうと、それ以外の牛乳は「おいしい牛乳」ではないもの、つまりは「おいしくない」牛乳であるかのようなイメージを作り出してしまう。





今やる人になる40の習慣

今やる人になる40の習慣

  • 作者: 林 修
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2013/04/15
  • メディア: 単行本



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