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『英語は訳さず学べ』 [☆☆]

・「世界で通用する人」とは外国語の発音が上手な人ではなく、「尊敬される人」のこと。

・アダム・スミスを読まずに経済政策の是非を判断したり、ジョン・ロックを読まずに民主主義を語ることはできません。参政権を与えられるにふさわしい「大人」になるための必読書リストだと考えてください。

・英語を読み続けていくと、ある日突然起きる「読める!」「わかる!」という変化──。それは、英語を読み続けることで脳内に新たな「ゲシュタルト」が生まれた瞬間です。

・ゲシュタルトというのは、全体と部分が双方向的に関係しているという概念で、全体は部分の総和以上のものである、と考えます。

・辞書の定義というのは、ある言葉の意味を別のわかりやすい言葉で説明しているものです。つまり、英英辞典はわかりやすい英文の宝庫ということです。

・日本の新聞の視野は日本国内にいちじるしく偏っています。つまり、内容的に読む価値が低いのです。

・アダム・スミスやデイヴィッド・ヒュームなどの古典は、現代に生きる「大人」ならば常識や考え方の基本を形成するために読んでおくべきです。それならば、この機会を使って読んでしまえばいいのです。英語学習のかたわら、教養を身につけることもできるのですから。

・現代のサブカルチャーの教養を背景としているライトノベルは標準的な日本語を学ぶのには不向きで、なおかつ外国人にとって読みにくいものだからです。同じように、「英語を学ぶ外国人」である私たちにとっては、古典・名著こそが最適な教材なのです。

・歴史を変えるためには、それまでの社会の価値観を覆す発想を、説得力ある著作の形でまとめる必要があります。

・みずから世界について必要な情報を得られないということは、逆から見れば、誰かに与えられた情報だけを判断の基準としているということです。これでは他人に判断を支配されていることになり、奴隷と何ら変わりありません。





英語は訳さず学べ! キンドル・iPad・iPhone対応 ドクター苫米地の次世代英語脳のつくり方

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  • 作者: 苫米地英人
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2010/09/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



タグ:苫米地英人
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