『ワン・シング一点集中がもたらす驚きの効果』：紙魚：So-netブログ

	ブログをはじめるログイン

『ワン・シング一点集中がもたらす驚きの効果』　[☆☆] [編集]

・立っているドミノは、それぞれが少量の位置エネルギーを持っている。ドミノの数が増えれば、それだけ位置エネルギーも蓄積される。十分な数が並べば、軽く弾いただけで驚くべきパワーに満ちた連鎖反応が起きる。

・はっきりした決断の基準がないと、その時々で判断することになり、どうしても慣れた楽なやり方を取るようになる。その結果、行き当たりばったりのやり方をして成功しそこなう。

・すべてが等しく重要なのではなく、成功は最も多くの仕事をした者が勝つゲームではない。にもかかわらず、ほとんどの人がまるでそうであるかのように日々を過ごしている。

・重要な少数の中のさらに重要な少数を見つけるのだ。20パーセントの中の20パーセントを選び、さらにその中の20パーセントを選ぶというふうにしていけば、最後には最も重要な一つのことに行き着く。絶対に必要な「一つのこと」を見つけるのだ。

・二機の飛行機に同じ滑走路への着陸許可が下りる。患者に間違った薬が出される。こんな悲劇が起こりかねない事態に共通しているのは、一度に多くのことをしようとして、なすべきことを忘れてしまうということだ。

・新しい習慣を身につけるには平均66日が必要だった。

・意志の力も使うたびに消費され、減っていく。限られた資源はうまく扱わなければならない。それなのに、私たちは意志の力は無尽蔵に湧き出てくるかのように振舞っている。そのせいで私たちはたびたびに困った状況に陥る。意志の力が最も必要なときに、そこにないというわけだ。

・バランスのとれた生活を追求することは、何事もとことんまで突き詰めないということ。

・人生は問いであり、どう生きるかが答えなのだ。自分自身にどのように問いかけるかで答えが決まり、結局それが人生になる。

・それをすることで、他のすべてがもっと容易になるか不必要になるような、私ができる「一つのこと」は何か？

・「的をしぼり込む質問」を習慣にすれば、目覚ましい成果を手にするために、その力をフルに活かすことができる。

・重要なのは、「何かに没頭すること」と「意義を見出すこと」だとされる。人生を意義あるものにする方法を見つけ、それに没頭することが、ずっと幸福でいられる最も確実な方法なのだ。

・思うに、金持ちとは、自分の人生の目的のために働く必要がないだけの十分なお金が入ってくる人だ。この定義は、それを受け入れる誰にとっても、難しい問題を提起していることに気づいてほしい。金持ちになるためには、人生に目的を持たなければならないわけだ。なぜなら、目的なしには、自分が「十分なお金」を持っているかどうかがわからないからだ。

・方向や目的なしに漫然と何かをしていても、必ずどこかには行き着く。しかし、何か目的があってどこかへ行こうとするなら、「行かなければならない」ところに連れて行ってくれるはずの「すべき」ことが常に存在する。

・優れたコメディアンになるカギは、ジョーク(＝彼にとっての「一つのこと」)を毎日書くことだった。

・異なる成果を手にするためには異なることをしなければならない。

・ある研究によれば、自分の目標を言葉にして書き出している人は、そうしない人に比べて成功する可能性が39.5パーセント増加するという。しかし、この話にはまだ先がある。自分の目標を書き出し、なおかつ、進歩の報告を友人に伝えた人の目標達成率は、76.7パーセント増加するというのだ。

・焦点をしぼるとはイエスということだ」とみなさんは思うでしょう。でも、そうではない。焦点をしぼるとはノーと言うことなのです。

・結局、万人を喜ばせることはできないのだから、初めからやろうなどと思わないほうがよい。

・環境とは、簡単に言えば毎日会う人たちや日々の経験のことである。

・つき合う人は選ばなければならない。私たちを後押ししてくれる人たち、同じように成功を目指す人たちと進むべきだ。

・小さく考えれば、人生はたぶん小さいままだ。大きく考えれば、大きくなるチャンスがある。

・「いいかね、これはわれわれの中にいる二匹のオオカミの戦いなのだ。一匹は恐怖だ。これは不安や心配、疑い、ためらい、優柔不断、怠惰をもたらす。もう一匹は信念で、落ち着きや確信、自信、熱意、決意、興奮、行動をもたらす」「どっちのオオカミが勝つの？」「おまえが餌を与えるほうだよ」