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『意外と知らない銃の真実』 [☆☆]

・軍ではスナイパー・ライフルにサイレンサーを付け、近・中距離の狙撃に使います。これを付けると指向性の強い高音がカットされ、発砲場所がわかりにくくなるからです。

・オープン・サイトとは、銃の後方に付いている凹型の照門の一種。むき出しだから「オープン」なのではなくて、UやVの字のように上が開いているものです。

・銃弾が人体に当たって与える衝撃は、それが持つ「運動量」です。この運動量は「弾丸の質量×速度」で求められますが、その運動量を被弾した人の体重で割るとどれほどの速度がその人に伝えられたかがわかります。

・.44マグナム弾を体重90キロの人に撃ち込んだとすると、計算上では通常の20分の1以下の速度で歩いている人がぶつかってきた程度の衝撃しか感じません。

・「パラベラム」は「si vis pacem, para bellum (平和を欲するなら、戦争に備えよ)」というラテン語の格言から取ってきた言葉です。

・ニューヨーク市警の統計によると、警察官が拳銃(グロック)を発砲したときの相手との距離は7メートルほどだとか(それでも命中率はなんと平均30%前後だそう)。

・弾丸にかかる空気抵抗は通常の環境で約770グラムで、180グレイン(11.6グラム)の弾丸ならば、その重さの約66倍になります。

・一番古くからあって現在も存続している銃器メーカーは、1526年創立のイタリアのベレッタ社です。





意外と知らない銃の真実 (万物図鑑シリーズ)

意外と知らない銃の真実 (万物図鑑シリーズ)

  • 作者: 小林 宏明
  • 出版社/メーカー: 笠倉出版社
  • 発売日: 2013/12
  • メディア: 単行本



タグ:小林宏明
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