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『「ひらめき」を生む技術』 [☆☆]

・異質なものを知ったり、受け入れたりするのが苦手な日本人は、外国人との付き合いも決して得意とはいえません。

・メディアラボは、取得できる学位がメディア・アート&サイエンスという、職業につながりにくい学位のためか、そのリスクを背負える裕福な家の男子学生が多いのが現状です。

・「偉大」と言われる発明の多くは、作ろうと思って作られたものでないことは周知の事実です。

・子供は世の中の多くのことが謎に包まれたままだからこそ、どんなことでもできる、と信じることができるのです。

・今、人々が冷めてしまっているのは、何でも答えを知っているからか、知った気になっているからか、もっとひどい場合は、答えがすべて手に入る状況にいるからではないでしょうか。

・何でも種明かしをしようと、ネットを通じて色々詮索する人々は、結果的に物語の奇跡を殺しているのも同然です。

・クリエイティブな業界でも、クリエイターから技術の進歩を取り上げてしまうと、とたんにその業界は失速します。テレビがいい例ですね。

・写真のようなものは、技術面もアーティストによってデザインされてきました。アーティストが、レンズやその他の科学的な性質を知り尽くし、カメラを進化させました。だからアートとして残ったのです。

・デザインというのは、必要なモノを見極め、現実にするものだと思います。

・常に考えるのは「逆張り」です。他のみんなが考えていることと、正反対の考え方とは何だろう? としっかり考慮するようにしています。

・豚インフルエンザの情報はインターネットやニュースに溢れていました。でも、実際に僕の周りでそれにかかっている人は一人もいません。だから、インフルエンザのウイルスというよりは、大きなメディア・ウイルスが蔓延しているような感じでした。

・事務所のマネージャーやスカウトマンも、新しい才能を探すためにYouTubeを見る時代になりました。





「ひらめき」を生む技術 (角川EPUB選書)

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  • 作者: 伊藤 穰一
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川学芸出版
  • 発売日: 2013/12/07
  • メディア: 単行本



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  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川学芸出版
  • 発売日: 2013/12/10
  • メディア: Kindle版



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