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『拳銃の科学 知られざるハンド・ガンの秘密』 [☆☆]

・国民が銃の扱いを知っていることは、民主主義の基礎です。

・民衆が蜂起して支配者を倒した歴史の経験を持たない日本人は、「民主主義とは何か」ということを本当に理解していません。

・兵隊のことをGIというのは、government issue=官給品で身を包んでいるからです。

・雷管の中の起爆薬は敏感といっても、落下の衝撃だけでは発火しません。万一発火したとしても、銃身の中にない実包は火薬がほとんど燃焼しないうちに弾頭が抜けてしまい、人に致命的な傷害を与えるほどの力を持っていません。

・「銃口を人に向けない」「撃つ直前まで引き金に指をかけない」ことは、条件反射で体が覚えていなければならないことです。

・本は意外に防弾材として効果的で、大抵の拳銃弾は厚さ10cm本を重ねると貫通できません。

・兵器設計の世界では、戦場で敵兵の戦闘力を奪うのに必要なエネルギーは10kgf・mという考えもあります。これは殺す、即座に戦闘不能になるということではなく、「衛生兵に手当てしてもらわないとヤバい」と思うだけの傷を与えるのに必要なエネルギーです。

・普通の拳銃から発射できる散弾実包はあります。ヘビを撃つのが目的です。ガラガラヘビのような毒蛇がいたとき、相手が小さいと普通の拳銃弾ではなかなか命中させることができないので散弾を使うのです。





拳銃の科学 知られざるハンド・ガンの秘密 (サイエンス・アイ新書)

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  • 作者: かの よしのり
  • 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
  • 発売日: 2015/05/16
  • メディア: 新書



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  • メディア: Kindle版



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