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『鉄砲撃って100!』 [☆☆]

・鉄砲は1543年にポルトガル人によって種子島に伝えられたのであるが、ポルトガル人はこれを「アルケビュース」と呼んでいた。それで当初、これに「阿瑠賀放至」という字をあてていたが、すぐに「鉄砲」という日本語がつくられた。

・中国語では鉄砲のことを「槍」といい、小銃は「歩槍」、拳銃は「手槍」、機関銃は「機槍」である。

・現在、日本の武器等製造法という法律では、口径20ミリ以上を砲ということにしている。

・よい銃を設計するためには、多くの種類の銃を使って狩猟や射撃をやって、「よい銃とはこういうものだ」ということを理解しなければならない。そうしないと、よい銃を設計するセンスが身につかない。銃規制が多い国では、そういう機会が得られないからセンスのよい設計者が生まれない。

・口径の小さい弾はストッピングパワーに難がある、といわれてきた。必死で突進して来る相手は、小口径高速弾が何発か体を貫通しても突進を止めない。大口径低速重量弾でハタキ倒さないとだめだ、と。だからアメリカは45にこだわった。

・現代では、敵が防弾チョッキを着ていることが多くなってきた。45の低速弾では防弾チョッキを撃ち抜けない。それがアメリカが9ミリへの移行に踏み切った理由だろう。

・「プレ64」というのは1964年以前に生産されたもののことで、この数十年も昔につくられた銃が新品より高く取引されている。どこがそんなによいのかというと、「いま、こんなことをしていたら採算が合わない」というようなつくり方をした昔の職人仕事の製品だからである。

・よいものをつくるということと商売として成功することとは別で、銃は売れているにもかかわらずウインチェスターは赤字であった。

・鉄は比重が小さいから(鉛の11.3に対して鉄は7.9)空気抵抗ですぐ速度が落ち、鉛の散弾にくらべ射程が短くなる。

・弾丸は、発射された直後から引力に引かれて落ちる。どんな高速で発射しても1秒間に9.8メートルも落ちる。

・ダムダム弾禁止宣言は、この宣言に加わっている国家間の戦争に適用されるので、非宣言国にはダムダム弾を撃ち込んでもいいし、相手が国家ではないテロリストなどの場合、ダムダム弾の使用はまったく問題とされない。

・本来、ハンティング・ライフルはスコープを300メートルに合わせておくものだ。300メートルで標的の中心に命中するように調整しておくと、それで100メートルを撃ったとすると約10センチ上に着弾、200メートルで約15センチ上、300メートルでどんぴしゃ、400メートルで36センチほど下へいくというわけで、最小限の誤差ですむわけだ。




「鉄砲」撃って100!

「鉄砲」撃って100!

  • 作者: かの よしのり
  • 出版社/メーカー: 光人社
  • 発売日: 2004/10
  • メディア: 単行本



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