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『外資系コンサルの知的生産術』 [☆☆]

・「新しさ」を出すには、「広さで出す」のと「深さで出す」のと、二つの方向性があります。

・プロフェッショナルというのは80%の力でクライアントを継続的に満足させられる人のことです。常に100%の力を出そうとするのはむしろアマチュアです。

・科学と疑似科学の境界線を「反証可能性」によって設定できる。反証可能性とはつまり、事実や論理によってその仮説が誤りであることを証明することができる、ということです。

・「全ての人間の欲求にはリビドー、つまり性的衝動が潜んでいる」というフロイトが提唱した仮説は、反証するのがとても難しい。

・私たちはかつてない未曾有の「課題先進国」で生を営んでいます。答えは私たち自身が自分で紡ぎ出さなければなりません。

・過去の研究から、イノベーションのほとんどは「思いついた人」ではなく「あきらめなかった人」が実現しているということがわかっています。

・膨大な情報を集め、緻密な分析を積み上げ、そこから得られたさまざまな示唆をドヤ顔で説明することはできるのに、「ではどうしたらいいのですか?」とたずねると、そこから先に進めない人があまりにも多い。

・長く考えるよりも、短く何度も考える方が突破口を見つけやすい。

・たしかに、アップルのような会社は日本から出てきていません。しかし、同様にイギリスからもフランスからもドイツからも出てきていないのです。

・なぜメモが大事かというと、メモが癖になると、「感じること」も癖になるからだ。人より秀でた存在になる不可欠な条件は、人より余計に感じることである。

・全てのビジネスパーソンが知恵を絞っているのは、結局のところ「いかに人から時間を奪うか」という問題で、これはつまり、よほど意識的に自分の時間を防御しない限り、インプットのための時間は他の誰かに奪われ、その人の富に変換されてしまうということです。

・自分の時間をソーシャルメディアの閲覧に使えば、その時間は閲覧しているソーシャルメディアの富に変換される。




外資系コンサルの知的生産術 プロだけが知る「99の心得」 (光文社新書)

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  • 作者: 山口 周
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2015/01/15
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