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『元国税調査官が明かす 金を取る技術』 [☆☆]

・金持ちから1円取るより、貧乏人から1万円取る方が簡単。

・貧乏人は税金のことをあまり知らないので、「今は、国家財政が大変だし、高齢化社会に備えて増税が必要」などといわれれば、すぐにそれを鵜呑みにしてしまう。

・貧乏人は、ちょっとしたことですぐにお金を使ってくれます。お金に関する知識が浅いし、お金に対する執着も少ないのです。そして、お金に関して、それほど研究もしていません。騙すなら、金持ちじゃなくて貧乏人なのです。

・企業に増税すれば企業が海外に出ていく、というのは、まったく根拠のないデタラメの話なのです。というのも、法人税というのは、企業の支出の中で、わずか1%にも満たないのです。僅か1%の経費削減のために、わざわざ外国に行く企業などないのです。

・たとえば大手の予備校の全日制で年間の受講料はだいたい60万円程度です。講師なども高給で優秀な人を集めています。にもかかわらず、公立小中学校よりもはるかに低い金額で運営されているのです。

・現在の財政赤字というのは、社会保障費の増大が理由ではありません。90年代の巨額な公共事業によって生じたものなのです。





元国税調査官が明かす金を取る技術 (光文社新書)

元国税調査官が明かす金を取る技術 (光文社新書)

  • 作者: 大村 大次郎
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2015/01/15
  • メディア: 新書



元国税調査官が明かす 金を取る技術 (光文社新書)

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  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2015/01/20
  • メディア: Kindle版



タグ:大村大次郎
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