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『ここで、君の隣に任意の異性を代入する』 [☆☆]

・女と触れ合う機会がないと、許容範囲は広がるが、スイートスポットは狭まる。女優やアイドルが基準になるからだ。

・普通にみんなと会話が出来ているように見えても、昼間に都会のど真ん中で全裸の人間と談笑しているような違和感を覚える。「ところでなぜ全裸なんですか」という根幹に関わる質問を避けたまま、分かり合うなんて不可能だ。

・世界で一番美しい女の絵を描ける男は、たぶん女を見たことがない男だ。

・機会があったらという言い方が、既に自分から機会を作る気はないと白状している。

・みんな仲良く貧民。そんな環境において諍いなど起きるはずもない。そもそも嫉妬や羨望を感じさせてくれるぐらいの逸材が滅多にいないのだから。

・本命のしっかり付き合っているパートナーがいながら、他に手を出すことを浮気というんだ。つまり、全部遊びなら、浮気じゃない。

・ベッカムというイングランドのイケメンサッカー選手のヘアスタイルが流行った。そして流行りはしたけれど、人はそう簡単にベッカムにはなれないという事実を啓蒙する結果に終わる男が九割だった。

・裕福な家の息子という背景を用意すれば、弛んだ身体は富を、控えめな態度は紳士な性格を表す指標として機能する。本人は何も変わっていなくても与えるイメージが変わるのだ。

・すぐ調子に乗る。それは自信に満ち溢れているからじゃない。完全に真逆で、調子に乗るのは自信がないからだ。褒められることが、認められることが非日常だから、浮かれてつい調子に乗ってしまうのだ。

・自信は自分から湧いてくるものじゃない。他人から認められて生まれるものだ。

・認められて嬉しいっていうのは、自分も相手のことを認めているから。

・充実した今日を過ごすことが出来るのは、充実した明日を過ごそうと、昨日努力した人間だけ。

・趣味を広くもっとくんはナンパの基本やで。特に語学は道具が要らへんから使い勝手がええ。

・自分のために生きることがゲスいならば、きっと誰だってそうだ。それを取り繕うか取り繕わないかでその後の評価が分岐する。

・素材が良くて、だらしなくて、隙のある女の子はモテるんだ。特に鞄やら靴やらメイクやら女の子にとってウェイトの高い部分が雑な子は、貞操観念もだらしなくて落としやすいことが多い。

・思考を放棄して解答を聞きに来るのは質問だ。解答なんか要らないから話を聞いて欲しいだけなら愚痴だ。どちらにせよ今の君は、相談の域に達していない。

・君は、女に騙されないために必要な心構えは何だと思う? この女が最高だと思わないこと、だ。

・壊したくないからと宝物を磨かずに放置して、とても宝物とは思えないぐらいに汚してしまったら、全く意味がないと思うぞ。

・師匠が僕のことを弟子と認めたのは僕がナンパ師として完成した後、「こいつは俺が育てた」と自慢するようになってからだ。

・弟子になりたければ弟子にしたくなるぐらいに成長しろ。

・女を手に入れたいなら努力は惜しんでも労力は惜しむな。前者は嘘をつくが、後者は嘘をつかない。

・努力は才能がなければ全くの無駄に終わることもあるが、労力は費やせば多かれ少なかれ人間関係が円滑になる。男女関係も人間関係だ。




ここで、君の隣に任意の異性を代入する

ここで、君の隣に任意の異性を代入する

  • 作者: 竹田 真太朗
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2015/09/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



ここで、君の隣に任意の異性を代入する

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  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2015/09/16
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