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『大富豪のお金の教え』 [☆☆]

・必要なのはビジョンや戦略なのに、戦術ばかりが示されている状況だ。

・基礎体力をつけずに小技だけ磨いたアスリートは、短期間には好成績をあげられても、長期的には力を出せない。金持ちも同じだ。

・「収入-支出=資産」という事実だ。金持ちになる道は至極単純だ。収入が常に支出を超えていればよい。収入が支出を上回るよう家計を維持すれば、誰でも金持ちになれるのだ。

・アフリカの貧しい国々が生き延びるためには、衣料品などの軽工業を興していくべきなのに、無料で衣類が提供されると基礎的な産業が発展しなくなる。

・富豪と一般庶民とを分かつものは、誰もが知っている月並みな真理を実践したかどうかである。

・英語は知識ではなく習慣であるという観点から見れば、多くの人が英語を苦手とする理由は明白だ。単語を覚えて文法を分析することは習うが、日常生活で英語を習慣的に使う方法を教わらないからだ。

・「読書」と「金持ち」の間には、一見何のつながりもないように思われる。しかし金持ちの多くは、とんでもない読書家だ。

・魚を与えるな、網をやれ。

・金持ち家庭における成人した子供の生産性の低さの最大原因は、親の行き過ぎた援助。

・本をたくさん読んで情報を集め、文章を書いて情報を再生産することが収入増加につながる。

・低金利が続く社会では、投資概念の有無で個人の財テク収益に大きな差が生じる。

・子供たちの最良の手本は両親である。まずは生活の中で親が子供たちにきちんと収支を管理する姿を見せるのが、金銭教育の基本だ。自ら節度ある家計管理をできずして、子供に上手な小遣い管理を期待しても無駄である。

・「ミリオネア・メンタリティー」とは経営者感覚を持ち、抜かりなくコストを抑えて、絶えず利益を出すために腐心することだという。

・実践したのは、目標を視覚化することだった。ボディビルにおいてトレーニングの成果を測る方法は、体重測定と、鏡を見ながら筋肉の発達具合を点検することだ。シュワルツェネッガーは、未発達な筋肉を発見するとカードに書いて鏡に貼り付けた。すると自然に弱点を意識し、強化のためのメニューを調節するようになる。

・自分の名をブランドにしたのだ。はじめは優勝そのものを目標に大会に出場していたが、時とともに「アーノルド・シュワルツェネッガー」というブランド価値を高めるために優勝を狙うようになった。

・負け方も知らないのに、勝てるはずがないでしょう。

・オイルショックによってエネルギー節約の考えが広まったことで、消費者の思考が、鉄鋼に比べて生産にエネルギーのいらないプラスチックへと変化したのだ。そのためプラスチック事業部は他の部署よりも早く打撃から回復できた。

・形容詞や副詞を多用し、技巧を凝らした文章だけで進行する話は、美文であっても読者がわくわくする面白味はない。

・「富を誇示する成金になるな」が彼女の信念のようだ。



大富豪のお金の教え

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  • 作者: パン・ヒョンチョル
  • 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
  • 発売日: 2013/08/09
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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