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『ミサイルの科学』 [☆☆]

・国家の主権者として心得ておくべき軍事知識は、兵器のメカやカタログスペックなどではなく、戦略レベルの、なかば政治の話です。

・しかし戦場では、必要に迫られて対戦車ミサイルより値段の安いジープやトラックを、対戦車ミサイルで撃つことも起こりがちです。

・日本でもそうしたものを作るための技術開発という意味で「とにかく作ってみた」、そして「作ったから古くなるまで装備していた」というだけだった気がします。

・北朝鮮の核弾頭は、都市を破壊することではなく、EMP爆弾として米国上空で爆発させ、米国社会の機能を麻痺させることを狙っているのではないか、という推測もある。

・最近のカモフラージュ塗料は、生きている草木と同じ波長の赤外線を反射するようになっています。

・北朝鮮や中国東北部から日本へ向けて発射された弾道ミサイルは、10分程度で日本に着弾します。

・PAC-3というのは、実はパトリオットのレーダーやら発射機やらのシステムを利用して発射できるので「パトリオットの3型」──つまりPAC-3と呼ばれるわけですが、ミサイルはそれまでのパトリオットミサイルの改良型ではない、まったく別のミサイルです。

・「爆弾の中で、ウランの塊を臨界量以下の小さな塊にしておき、爆発させたいときに合体させて臨界量以上にする」というのが原爆の基本原理です。



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