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『「論理力」短期集中講座』 [☆☆]

・頭のいい子供とは、先天的に言語処理能力が優れている子供のことなのです。でも、これは決して能力の優劣ではなく、早熟か否かの差なのです。

・歯の痛み一つとっても、分かり合うことができません。自分の歯がどの程度の痛みかは、決して他人には分からないのです。

・「ムカツク」「ウザッタイ」は感情語です。イヌやネコが鳴いたり、赤ちゃんが泣くのと何ら変わりがありません。

・学校で習うことに役に立たないことなんか、ほとんどないのです。役に立たないのではなく、役に立てていないのです。

・私たちはストックを増やすことで、初めてものを考えることができます。空っぽの頭で考え出したことなんて、ただの思いつきで何の役にも立たないのです。

・ギリシャの貴族たちは、働く必要がありませんでした。働くのは奴隷の仕事で、彼らは一日中、生涯にわたって遊んでいればよかったのです。ところが、今のように漫画もゲームをありません。彼らにとって、遊びとは哲学であり詩であり、音楽だったのです。しかも一生飽きることのない楽しみだったのです。

・今の子供たちを見ていると、自分で遊ぶことができなくなっています。遊びとは、漫画やゲームといった商品を買うことにほかならず、そういった商品を買うことができない子供たちは遊ぶことさえできないのです。

・遊びはお金で買うものです。だから、お金がない人は退屈で時間をどう潰していいのか分からない。

・人間、根性だけではそんなに自分を変えることはできないと知るべきです。自分を変えるためには、その環境づくり、あるいはシステムを構築することなのです。



「論理力」短期集中講座 (フォレスト2545新書)

「論理力」短期集中講座 (フォレスト2545新書)

  • 作者: 出口汪
  • 出版社/メーカー: フォレスト出版
  • 発売日: 2010/09/08
  • メディア: 新書



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