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『英語に好かれるとっておきの方法』 [☆☆]

・「できない理由」より、「今できること」を教えてほしいと強く願ったものです。

・気づいたのは、感情が昂って自分の心の「素」の部分が出てくると、人は単純な言葉しか使わなくなる(使えなくなる)ということ、情緒が高まれば高まるほど、必要な語彙は減っていくということでした。このことは、逆に言えば、限られた単純な言葉だけで、十分に自分の心を伝えることができるということです。

・Rで始まる単語たちに、代わりにWをつけて徹底的に発音練習しましょう! 実はRとWは舌の位置を除いては口の形がまったく同じで音としても似ているんです。ただ、日本語の性格上WとLは聞き分けが簡単ですよね。ここに仕掛けがあります。徹底的にWの音とLの音を発音して、聞き分けます。数日~2週間もすると、私たちの耳(脳)はWとRが非常に近いと認識し始め、WとLを聴き分けるようにRとLが聞き分けられるようになります。

・一般的に日本人の話す英語では子音がうまく発音できないことが指摘されますが、ささやき音読で子音を強調しながら読むトレーニングを続けることによって、楽に発音できるようになるのです。

・音読する時は前置詞を短く発音することを心がけます。長くはっきりと発音されると思っていると音でキャッチができなくなります。

・私たちは英語を書いたり話したりする時、つい「私は~された」というように人を主語にして、be動詞、受動態を使うかたちに陥りがちですが、無生物主語や「It」を使いこなすと、そんなbe動詞、受動態癖から解き放たれて、一気に英語が話しやすくなります。

・主語と目的語を入れ替えて無生物主語にすると、一般動詞が増えてbe動詞が減る! 初めから無生物主語ばかりの例文で濃縮して、一気に日本語発想をアンインストール! その英語システムを身体にインストールしてしまいましょう。



英語に好かれるとっておきの方法――4技能を身につける (岩波ジュニア新書)

英語に好かれるとっておきの方法――4技能を身につける (岩波ジュニア新書)

  • 作者: 横山 カズ
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2016/06/22
  • メディア: 新書



タグ:横山カズ
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