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『書いて愛される女になる 幸せを呼ぶライティング』 [☆☆]

・会社でも私生活でも「私、ここにいるよ」と、自分から積極的に表現しないと誰も注目してくれない。

・自己表現こそが大切な時代、それが今この時。つまり、皆が皆、察し型文化からわからせ型文化への体質改善を求められている。

・自分の文に「なぜ?」「どんなふうに?」という問いかけをする。

・私が本当に参考にするのは、同年齢より四十、五十代の女性の会話。ああなりたいと思う人とああはなりたくないという人、会話が人を物語る。

・女は容色が衰えだしたころから努力するか否かでその後の人生が決まるって思う。浮くか、沈むか。

・ヒゲの女が町を闊歩する。宝塚的美しさなんだろうな。ヒゲは男のもの、なんて概念はもう捨てていい。

・人生には自分で意図しなくても、道端にしゃがんで、次のバスを待たなければならない時がある。目的地に行くバスが来たって満員で、自分の体が割り込めるスペースがなくて見送らなければならない日々もあるのだ。

・バスを待つまでの長く果てしない「待ち時間」を何をして、どう過ごすか。実はそれこそが、問題なのだと思う。ただ眠り、食べ続けていたら、たとえバスが止まったとしたって、階段を昇る気力さえ残っていないかもしれない。

・文章が上達するコツは多分無限大にあるのだろうが、そのうちのひとつに毎日文章を書くこと、書き続けることこそが最良の文章修行になるという考え方がある。

・人は自分の鏡という言葉がある。こちらが避ければ、相手も避けてくる。こちらが近づいていけば、先方もすんなりと自然なリアクションを返してくれる。

・「相手を変えるよりもまず自分が変わる」。確かにこれが人づき合いの黄金律だろう。

・日記はどうしても行動の記述に偏りがちだが、行動を起こした背景にある自分の感情を大切にして記述するのだ。「○○をした」だけでなく、「○○をして、自分はそれをどう感じたか」を書くのである。

・ある意味では個性的。しかし、個性とは相手に理解されなければ、変なものや人と同義語なのだ。理解されて、初めて「個性的」が褒め言葉になるのだ。

・あえて言葉にしなくても、わかってくれるだろうは、怠慢であり、甘えだ。

・「イライラ日記や悪口ノート」を書くことを勧めている。要するにイヤなこと、つらいこと、カチンときたこと、嫌いな人の悪口など、とにかく心の中の厄介な感情を思い切り書き出してしまうのだ。心にたまったマイナスの感情を文字にして吐き出し、胸の中をきれいに掃除するわけである。

・私は季節の表現をいくつ知っているか、いくつオリジナルで作れるかで女の教養がわかると思っている。



書いて愛される女になる―幸せを呼ぶライティング

書いて愛される女になる―幸せを呼ぶライティング

  • 作者: 森 美笛
  • 出版社/メーカー: 日本教文社
  • 発売日: 1999/08
  • メディア: 単行本



タグ:森美笛
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