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『トヨタで学んだ「紙1枚!」にまとめる技術』 [☆☆]

・携帯電話の「アンテナマーク」を描いてみてください。もちろん、何も見ずに。実際に「手で書いてみると」みると、本当にわかっているかどうか、どれくらいわかっているかがよく「見える」のです。つまり、ものごとの理解度がわかる。

・トヨタでは通常、A3用紙を横にして使います。普段の業務ではA4サイズの用紙を使うことが大半でしたが、企画書やスケジュール管理などの複雑な案件に関しては、より一覧性にすぐれたA3サイズを用いました。

・わかるための道のりの第一歩は、わからない部分をいかにたくさん発見できるかにかかっています。

・部署の仕事は基本的にどんなものでも、目的、現状、課題、対策、スケジュールの5つをクリアにしていけばいいのだと気づいた。

・表現に含まれる「動詞」を、目に見える「動作」に変換することで、誰でも再現できるようにするのです。

・たとえば「挨拶をする」は動詞です。これを動作に変えると、笑顔で「おはようございます」とはっきりした声で言う、頭は軽く下げる、などとなります。

・「動詞」で誤魔化さず、「動作」に落とし込む。そうやって初めて実践が可能になります。

・まとめるときのキーポイントは「ひとことで言うと?」。

・「では、7つの習慣を全部覚えている人はいますか?」と言うと、ほとんど手が挙がりません。

・文章をまとめるときの大事なポイントは2つあります。それは「何を書くか」「どういう順番で書くか」を決めること。この2つが決まれば、文章はあっという間にできます。

・人が何か疑問を解消しようとするときの質問は、ほとんどの場合「Why?」「What?」「How?」に対応しています。

・質問と答えの連鎖によって思考が深まるのです。

・数々の「トヨタの1枚」を見る中で、私はほとんどの「トヨタの1枚」に、次の3つの内容が盛り込まれていることに気づきました。
(1)今、なぜこの仕事が必要なのか?(何のために、この仕事をやっているのか?)→目的(Why?)。
(2)現在、どんな課題があるのか?(どんな問題を抱えているのか?)→課題(WHAT?)。
(3)課題に対してどんな手を打っていくのか?(どんな解決法があるのか?)→解決案(How?)。

・手を止めさえしなければ、嫌な停滞感はなくなります。その一歩の向かう先が、正しいのか間違っているのかは、この時点ではさほど重要でありません。とにかく一歩を踏み出して、仕事の歩みを止めないことが肝心なのです。

・「なぜ?」よりも「どうするか?」が問題解決への最短経路。

・仕事を進めていくうえで実感したのは、「なぜ?」より「どうするか?」を考える方が圧倒的に多かったということです。



トヨタで学んだ「紙1枚! 」にまとめる技術

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  • 作者: 浅田すぐる
  • 出版社/メーカー: サンマーク出版
  • 発売日: 2015/02/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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