『芸人前夜』 [☆☆]
・この世には二種類の馬鹿がいる。勉強のできない馬鹿と、勉強をしすぎた馬鹿だ。
・僕は自然と「親友」を湯川から武智に乗り換えた。そのことは、僕が人間関係にネットワークを求めていなかったことを示すひとつの材料になる。
・僕はただの一度も、ピン芸人としてやってみたいなと思ったことはなかった。あえて言うなら、自分自身に重大な欠落を感じていたのかもしれない。僕は不完全な個体である。がゆえに、それを補う存在が不可欠である、と。
・プロというのは、なろうと思ってなれるものでもなくて、なれと言われてなるものだと思いますね。
・がんばって慶応入ってもダメなんだぞ。もうスペックの問題じゃなくてデザインの問題だよ。買い手がつかないのは。
・どうして、年相応の格好をしていない人間には悲壮感が漂うのだろう。それは、人類があらがうことのできない怪物「時の流れ」に反逆を試みるドン・キホーテのような哀愁なのか。
・「人は欲しがるものを欲しがる」ということです。売れ筋商品とかいう札を貼るのもそういう効果を期待しているのです。
・反応では遅い。反射だ。反射神経で事を為せ。
・エントリーしたのは全体の10パーセントほどで、残り90パーセントはいわば「観客」の立場として授業に参加しようとしているのだった。
・お前らのネタはまだ大喜利の羅列でしかない。会話で膨らむネタではない。
・怒らせてみればいいんじゃないの? 人間はさ、怒られるくらいが素敵なんだってば。
・何かを作る時に「こうすべき」が先にきたものにはパワーがない。順番からすれば「こうしたい」というものが先であり、そのあとに「こうすべき」があるべきなのだ。
・こうすべき、とはつまりセオリーでありマーケティングだ。ということはつまり「すでに世にある」ものである。
・「なんでそれやんの」に明確な理由のないことこそ強い。どうしてそれがしたいのか、に説明ができないというすなわち「衝動」。衝動のない作品にはパワーがない。
・僕らは何に弱いって、権力と雰囲気に弱い。
・僕は自然と「親友」を湯川から武智に乗り換えた。そのことは、僕が人間関係にネットワークを求めていなかったことを示すひとつの材料になる。
・僕はただの一度も、ピン芸人としてやってみたいなと思ったことはなかった。あえて言うなら、自分自身に重大な欠落を感じていたのかもしれない。僕は不完全な個体である。がゆえに、それを補う存在が不可欠である、と。
・プロというのは、なろうと思ってなれるものでもなくて、なれと言われてなるものだと思いますね。
・がんばって慶応入ってもダメなんだぞ。もうスペックの問題じゃなくてデザインの問題だよ。買い手がつかないのは。
・どうして、年相応の格好をしていない人間には悲壮感が漂うのだろう。それは、人類があらがうことのできない怪物「時の流れ」に反逆を試みるドン・キホーテのような哀愁なのか。
・「人は欲しがるものを欲しがる」ということです。売れ筋商品とかいう札を貼るのもそういう効果を期待しているのです。
・反応では遅い。反射だ。反射神経で事を為せ。
・エントリーしたのは全体の10パーセントほどで、残り90パーセントはいわば「観客」の立場として授業に参加しようとしているのだった。
・お前らのネタはまだ大喜利の羅列でしかない。会話で膨らむネタではない。
・怒らせてみればいいんじゃないの? 人間はさ、怒られるくらいが素敵なんだってば。
・何かを作る時に「こうすべき」が先にきたものにはパワーがない。順番からすれば「こうしたい」というものが先であり、そのあとに「こうすべき」があるべきなのだ。
・こうすべき、とはつまりセオリーでありマーケティングだ。ということはつまり「すでに世にある」ものである。
・「なんでそれやんの」に明確な理由のないことこそ強い。どうしてそれがしたいのか、に説明ができないというすなわち「衝動」。衝動のない作品にはパワーがない。
・僕らは何に弱いって、権力と雰囲気に弱い。
タグ:中田敦彦