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『竹中先生、「お金」について本音を話していいですか?』 [☆☆]

・ライフスタイルが変わる時に、必ず産業が興る。

・ニューヨークの地下鉄に乗ったら紙の本を読んでいる人はほとんどいなかったっていうんですよ。気が付いてみると日常の景色がすごい変わっています。

・地方の首長さんの8割から9割は、本音では地方分権に反対だってことがよくわかりました。自由は欲しいけど責任は負いたくない。

・「景気」というのは、文字通り「空気の景色」のこと。

・大相撲の世界が日本で一番ウィンブルドン現象が進んでいるかもしれないですね。

・生き延びるためにはどうするかというと、他の人たちより賢くなるしかありません。

・「川を上がれ、海を渡れ」。「川を上がれ」というのは、歴史に遡って学ぶこと。「海を渡れ」は、外国での日常を学ぶということ。

・バイトなのに労働組合を作るみたいな話があって、僕は「何、考えているんだろうな?」って不思議に思いましたよ。「嫌なら辞めろよ」と。なんでそんなことにエネルギーを使うのか、まったく理解できません。

・家を5000万円で35年ローンで買うというのは、今後35年間で使えるであろう5000万円と、あるいは自由に設計できるはずの未来を、マイホームに「固定」しちゃってるわけじゃないですか。35年分の未来、5000万円分の未来を固定してしまうなんて、そんなリスキーなことがどうしてできるのか。

・セーブ・フェイス効果。「顔を守る=メンツを保つ」という意味です。

・まったく理解を示さないだけでなく、新しい見方に対して敵意をむき出しにして反対してくる人がいるというのが、社会の現実だと思います。

・他人の未来のヴィジョンを批判するのは簡単だからでしょうね。責任を負わなくてもいいし、代替案を出す必要もないですから。

・日本にはいわゆる「窓際族」と呼ばれる人たちもいるわけで、彼らが無遅刻・無欠席で会社に来ているからといって「勤勉」だと言えるわけがありません。

・日本の「終身雇用」、「年功序列」というのは、個々の実力を無視して、「成果」ではなく「時間」で評価するというもの。

・成果主義にする必要があると思います。そうしないと、長時間働くことが「勤勉」だと勘違いする流れは断ち切れないことでしょう。

・日本の家計の貯蓄率は、今はアメリカより下回っています。2011年の数字で見ると、アメリカが4.2%、日本が2.3%。「日本人はお金を稼ぐと貯蓄、貯金に回す勤勉な国民性である」というのは、すでに幻想だと言ってもいいでしょう。

・消極的な資産運用に見える銀行預金でも、デフレ下では実質利回り2%の運用になるという見方もできるわけです。



竹中先生、「お金」について本音を話していいですか?

竹中先生、「お金」について本音を話していいですか?

  • 作者: 堀江 貴文
  • 出版社/メーカー: ワニブックス
  • 発売日: 2015/02/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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