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『「筋肉」よりも「骨」を使え!』 [☆☆]

・腕力を使って力づくでねじ伏せようとするより、コツ(骨)をつかみ、無駄な力を極力使わない方がいい結果が出せる。

・私たちの思考は3つのことを同時に扱えないんです。言語によって構成されている以上、基本的にはただ2つの関係、Aの時にB、Bの時にAというふうにしか扱えない。

・健康の話でも、「必ず朝ご飯を食べましょう」という言い方をする人がいるじゃないですか。でも、動物は空腹になるから狩りに行くわけで、狩りに行くために朝食を摂らなければならないなんて、実にナンセンスです。

・アスリートがミスをすると、コーチはよく考えろ! と声をあげるが、アスリートが目指しているのは考えることではなく、考えないことだ。

・とにかく思考力のない指導者が多すぎるんですよ。

・思考停止して、ただ常識を記憶しているだけなんですよ。

・剣を構える時、手のひらを1回上にしてその後に握ると、筋肉の無用な緊張がなくなり、手先と体幹がつながりやすくなる。

・世間のつまらない常識に飲み込まれて、自分は負け犬だっていう感じに落ち込んでしまっている若者には、その常識の方が間違っているんだ、冗談じゃないよって実感してもらわないと。

・もともと「体」という字は「體」と書いていたわけですよね? ですから、まずは「骨が豊かな身体」に戻さなければ始まらない。

・昔は厳しい力仕事を余裕しゃくしゃくでこなしていた人がたくさんいたんでしょうね。いったいどれだけ元気な人たちが日本を支えていたのかという……。今の日本が不況で低迷してしまっているのもわかる気がします。

・主役が誰かということは、人が勝手に決められるものじゃないですから、まずはそれを理解しないと……。

・素人は常識的でなければないほど面白いと興味を持つようです。プロと呼ばれる人のほうがずっと頭が固く、その分、変化の流れをせき止めてしまっているのかもしれません。

・親指を握って腕を回すとすごく回りにくくなります。これって親指が動きを止めるブレーキの役割を持っているからだと思うんです。一方、小指を握ると逆に力が入るじゃないですか。バットやドライバーもみんな小指で力の入れ具合をコントロールしている。ですから、こちらはアクセルだと言えるはずです。

・大事なのは、常に具体的に成果が示せる、ということですよ。まず具体例があるからこそ、それを聞いた人が可能性を感じるわけですから。



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