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『いまどきの子を「本気」に変えるメンタルトレーニング』 [☆☆]

・視点を一点に定めると、集中力を取り戻すことができます。実は、脳には、視点が定まらないと集中できなくなり、逆に、視点が一点に定められると自然と集中してしまう、という特徴があるのです。

・「緊張しやすい子」には、「ゆっくり動く」ことを意識させる。

・呼吸は、脈拍や体温などと違い、自律神経の中で唯一意図的にコントロールできる方法です。

・いろいろ「言い聞かせる」より、普段通り「明るく接する」。引きこもっている子に、暗い表情で何を言っても、追い詰めるだけでしかない。

・明るい雰囲気の家庭で、子供がおかしくなっているという話を聞いたことがありませんよね。これって、「うまくいっているから明るい」のではなく「明るくやっているからうまくいく」ということです。

・「何を考えているのか分からない」と思うより、「表情」に注意を払う。「何を考えているのか分からない」のは、「何も見ていない」から。

・自分で考えられるようになるには、話を聞いてくれる存在が必要。私達は、誰かに自分の考えていることや感じていることを存分に話すことによって、頭の中の考えが整理されていきます。また、自分の言葉を自分の耳で聞くことにより、気づきが促されていきます。

・同期や先輩と比較して「自分には何もない」と自己肯定感が低くなっている社員をよく見かけます。そんな社員でも、研修等で共通点探しを行なってみると、「何だ、けっこうみんなと共通点があるんだ」と自己承認できるようになります。

・まず「やらないとどうなるか」と考えてもらいたい、次に「やるとどうなるか」を考えてもらって、ワクワク感を感じてもらう。コーチングの基本ですね。

・「声をかける」という行為は、「相手の存在を認める」という意味を持ちます。

・自分の存在を認めてくれない相手には、自分からなかなか声をかけづらいですよね。

・自分のことを肯定的に思えていないと、他人や物事の否定的な面にばかり意識が向く。

・周りの目を気にして、自分らしさを見失っている子には、「憧れの××さんだったどうする?」と聞いて、視点を変えさせましょう。

・やる気がないわけではないんですが、欲がないんです(正確には、「欲」より「損する恐怖」が勝ってしまうんですね)。

・役割を与えれば、積極性が生まれる。「役割を果たせない=自分の価値が下がる」ということになりますので、損を極端に嫌がる子であっても、「自分の価値が下がる」という損失を避けるために積極的に行動して、その役割を果たそうとします。

・「ちゃんとやれ!」ではなく、具体的に伝える。言っても行動しないのは、具体的に何をすればいいか分からないから。

・「ちゃんとやれ!」と怒鳴るだけで、選手のモチベーションを下げる監督。

・「誰かがやらなければならないことは、自分がやる」という考えを習慣づける。

・子供は、親の言う通りにはならず、やっている通りになる。部下は、上司の語る言葉ではなく、やっている行動を見ています。

・私達の脳は、行動の影響を受けるため、スイッチとなる動作を使えば、心を整えることができます。



いまどきの子を「本気」に変えるメンタルトレーニング

いまどきの子を「本気」に変えるメンタルトレーニング

  • 作者: 飯山 晄朗
  • 出版社/メーカー: 秀和システム
  • 発売日: 2016/07/30
  • メディア: 単行本



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