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『敏感すぎる自分を好きになれる本』 [☆☆]

・気質とは、動物が先天的に持っている刺激などに反応する行動特性であり、性格は気質から作られる行動や意欲の傾向のことを指します。

・人間は脳の中に行動活性システムと行動抑制システムの2種類を持っています。

・強い自責の念が、他者からの攻撃を招く。自責の念が「ダメな自分を、思いきり痛めつけたい」という思いに発展し、他者から攻撃されることを無意識に望むようになるのです。

・日本には「みんな一緒」の横並びで行動することをよしとし、そこから外れる者を排除したがる、いわゆるムラ社会特有の閉鎖性が残されています。

・時間をかけて考えていては、機転が利かないやつと思われたりします。

・脳はストレスを受けると、ノルアドレナリンの分泌を増やして緊張状態や集中状態、積極性をもたらし、ストレスに打ち勝とうと、心と体を整えるのです。

・ノルアドレナリンが脳内で不足すると、ノルアドレナリンを多く作るために、体は些細なことにも反応するようになります。この結果、ストレス耐性が著しく低くなり、うつ病を引き起こしてしまう事も多いのです。

・自分の弱さを認めることができたあなたは、それだけで強くなれます。弱い人間は自分の弱さを決して認めることはできません。

・別人格になったり、記憶が一部なくなったりするような強い乖離ではなく、「自分が自分ではない」「現実が現実でない」ような感覚に陥る弱い乖離です。

・「頑張ろう」と思うようになるのは疲れているサイン、「まだ頑張れる」と思うのは限界のサインです。「まだ頑張れる」と思ったタイミングで、頑張るのをやめましょう。

・落ち込んだ状態で、プラス思考を実践するのは難しいことが多く、まずは、楽しい、うれしいといった「プラスの感情」を作ることに重きを置いた方が、うまくいくことが多々あるのです。

・クヨクヨしてしまう状況から脱出するには、プラス思考よりも、プラスの感情やプラスの感覚を意識する方が効果的です。ゲラゲラ笑える映画やお笑い番組を見たりするのはおすすめです。

・「あなたのためを思って」「こうした方が、あなたにとっていいと思ったから」という善意の顔をした支配を、自分でも無意識に行なっている人は多くいます。

・脳の疲労を解消して、集中力を高めるサプリメントの助けを借りるのもおすすめです。コエンザイムQ10、マルチビタミン、DHA、EPAなどは脳に働きかけ、その疲労を和らげる効果が認められています。

・人のためには泣けても、自分のためには泣けない子もいます。自分をどこかに置き去りにしてしまっているためです。

・親や先生が子育てに一生懸命になりすぎると、家や学校にピリピリした空気が流れます。



「敏感すぎる自分」を好きになれる本

「敏感すぎる自分」を好きになれる本

  • 作者: 長沼 睦雄
  • 出版社/メーカー: 青春出版社
  • 発売日: 2016/04/29
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



「敏感すぎる自分」を好きになれる本

「敏感すぎる自分」を好きになれる本

  • 出版社/メーカー: 青春出版社
  • メディア: Kindle版



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