『いまさら翼といわれても』 [☆☆]
・悪意という言い方は大袈裟で、ほんの出来心からの悪戯とかだったのかもしれない。
・ふつうに作業してる人に「もたもたするな」って言わないと気がすまないタイプ。口癖は「勝手なことをするな」と「自分で判断しろよ」。
・特別な事が起きたとき特別に張り切るのは、実は簡単なことだ。体育祭で頑張ったり、親戚の結婚式で張り切ったりすることは難しくない。
・うまく言えないことなら、うまく聞くことも出来ないだろう。
・読書感想文ってのは読書の感想を書く宿題じゃなくって、どういう感想を書いたら先生にOKがもらえるか考える宿題だと思っていた。
・手を抜くためには手を抜かないということだろうか。
・ユーモアのセンスがすごくって、つらいときに読んでいるとにこにこしてしまうのに、楽しいときに読むと、なんだか胸の奥にかなしさが湧いてくる。
・やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短に。
・少しぐらいは人助けをしてもいいじゃないか。……という気持ちにつけ込まれていたことに、気づいたんだよ。
・代表として俺が校長先生に謝りに行くよう担任に指導されたのは、俺がリーダーだったからか? 違う。俺が、文句を言わない子だったからだ。
・ただ、自分は便利に使われていたんだ、と気づいたのだ。
・お互い様だから手助けしようと思っても、相手もお互い様だと思ってくれているとは限らない。感謝して欲しかった訳じゃない。ただ、ばかにされるとは思っていなかった。
・ふつうに作業してる人に「もたもたするな」って言わないと気がすまないタイプ。口癖は「勝手なことをするな」と「自分で判断しろよ」。
・特別な事が起きたとき特別に張り切るのは、実は簡単なことだ。体育祭で頑張ったり、親戚の結婚式で張り切ったりすることは難しくない。
・うまく言えないことなら、うまく聞くことも出来ないだろう。
・読書感想文ってのは読書の感想を書く宿題じゃなくって、どういう感想を書いたら先生にOKがもらえるか考える宿題だと思っていた。
・手を抜くためには手を抜かないということだろうか。
・ユーモアのセンスがすごくって、つらいときに読んでいるとにこにこしてしまうのに、楽しいときに読むと、なんだか胸の奥にかなしさが湧いてくる。
・やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短に。
・少しぐらいは人助けをしてもいいじゃないか。……という気持ちにつけ込まれていたことに、気づいたんだよ。
・代表として俺が校長先生に謝りに行くよう担任に指導されたのは、俺がリーダーだったからか? 違う。俺が、文句を言わない子だったからだ。
・ただ、自分は便利に使われていたんだ、と気づいたのだ。
・お互い様だから手助けしようと思っても、相手もお互い様だと思ってくれているとは限らない。感謝して欲しかった訳じゃない。ただ、ばかにされるとは思っていなかった。
いまさら翼といわれても【電子特典付き】 「古典部」シリーズ (角川書店単行本)
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2016/11/30
- メディア: Kindle版
タグ:米澤穂信