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『がっちりマンデー!! 知られざる40社の儲けの秘密』 [☆☆]

・時代が変わると、従来型の産業や経済や社会の構造に変化が生じます。すると、ビジネスに「ゆがみ」ができて、「スキマ」が生まれます。

・主にアスファルトの上を走っていた日本の中古車は十分にキレイ。それでいて年式が古くなるほど安くなる。そうした車が、アフリカを中心に人気がある。

・イギリス領だったケニアは右ハンドルなので、日本車のトヨタや日産が人気。元々フランス領だったカメルーンで走っている車は左ハンドル。だから、売れ筋はベンツやBMWなど左ハンドルの外車。

・すべての印刷会社が十分に稼働できたわけではありません。印刷機の稼働率は50~60%ほどで、ほぼ半分が休止状態に陥っていました。それら印刷機を使って「ひとつの巨大な印刷会社にしよう」と考えたのです。

・「常識の中」で戦っているビジネスほど競争相手が多いので価格競争に陥りがちですが、「常識の外」にいるビジネスであればライバルがいないので価格競争をする必要がない。

・自治体の給与明細というのは、必ず公務員の手に渡ります。広告を出す企業にすれば、これほどターゲットがハッキリしている広告媒体はありません。

・「9日の火曜日か10日の水曜日ですと、どちらがよろしいでしょうか?」 具体的な日にちを提示するだけでなく、二者択一法を使うのがスゴ腕の営業テクニック。聞かれた相手は、ついどちらかを選んでしまいます。

・日本には「3分の1ルール」と呼ばれる暗黙の商習慣が根づいており、食品ロスが生まれやすい状況にあります。例えば「賞味期限1年」の加工食品の場合、製造日から賞味期限までの「3分の1」、つまり4カ月を過ぎるとお店はその商品を仕入れなくなり、さらに賞味期限まで残り「3分の1」以上、つまり4カ月以上ないと店頭に置かなくなるのです。

・全国には5000万台分以上の月極駐車スペースがありますが、若者のクルマ離れが進んだことで、特に住宅地の月極駐車場の空きは深刻化している状況です。



がっちりマンデー!! 知られざる40社の儲けの秘密

がっちりマンデー!! 知られざる40社の儲けの秘密

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2017/05/12
  • メディア: 単行本



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