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『頭がこんがらがってうまく話せない時に試してほしい知的な伝え方』 [☆☆]

・それぞれが自分の感覚だけで話し始めたらどうなるでしょう。当然、お互いが衝突することになります。事実、世界史の教科書は、そうした価値観の相違から生じた争いでいっぱいです。

・友人たちと話すときも、感情語ばかり。友人と会話がしたいのではなく、ただ自分の感情を吐き出したかっただけだったのかもしれません。

・次に会うまでは、別れ際のイメージが固定化されます。ポジティブな感想を付け加えるなど、できる限り気持ちよくお別れできるように工夫をしましょう。

・質問において必要なのは「Why(なぜ)」よりも「What(何)」です。会話ベタな人はまず「なぜ聞きたいのか」を説明して、その後に「何を聞きたいのか」を持ってくることが多いですが、「なぜ聞きたいのか」は後からでもかまいません。

・質問における最大の要注意ポイントは「質問に質問で返さない」ということです。

・「質問に質問で返す」というのは、要するに「自分がされた質問への応答責任から逃れた上に、相手には応答を迫るという行為」であり、最初に質問した側にとっては不満が募りやすいものです。

・連体詞や動詞などの連体形(この、遊ぶ、茶色い、など)は主語となる言葉(体言)につながり、副詞や動詞などの連用形(ゆっくり、茶色く、新しく、など)は、述語となる言葉(用言)につながるのが日本語の規則です。

・あなたが先入観で嫌いと感じているものが、実は新たな世界への扉なのかもしれないのです。



頭がこんがらがってうまく話せない時に試してほしい 知的な伝え方

頭がこんがらがってうまく話せない時に試してほしい 知的な伝え方

  • 作者: 出口汪
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2017/06/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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