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『MOVE YOUR BUS』 [☆☆]

・私は全員を公平に扱う。だがそれは全員を同じように扱うという意味ではない。

・彼らはバスのためにほとんど何もせず、ただ乗っている。それでいて、自分には100%バスに乗る資格があると思っている。

・とても頭のいい人が、自分の能力を人のために使うのが下手だということはよくある。

・知り合いを増やすには挨拶から始めるのが手っ取り早い。

・挨拶とは扉を開けることだ。扉を開ければ人脈もできる。

・職場で地位を上げたいなら、自分を高めたいなら、存在感のある人間になりたいなら、すでにそれを成し遂げた人とつながる方法を見つけることだ。だからまず笑顔であいさつしよう。あなたがそこに存在することを多くの人に知ってもらおう。

・若い世代──24歳から35歳くらいまでの世代──は間違いを指摘されただけでショックを受け、必死で自分を正当化しようとする。

・仕事の上でまだ実績を確立していない。その状態でアイディアを出しても、周囲からは「それを誰が実行するの?」と思われるだけだ。だからまず意見を出すのではなく、実際に手足を動かすことから始めるといい。

・発言力は言葉ではなく行動によって上がる。行動するつもりがない人は、会議で発言する権利もないと思った方がいい。問題解決のために自ら動くつもりがない人は、問題点を指摘すべきではないということだ。

・チーム全体の速度を上げることと、誰かの仕事を助けることの間には微妙な違いがある。後者に気を取られていると、自分の仕事がおろそかになり、チーム全体が失速してしまう。

・言い訳はなし! 口にしていいのは解決策だけだ!

・今やリトルリーグの子供たちは全員トロフィーをもらう。全員が活躍したわけでもないのに、いったいどうしたことだろう。トロフィーは最高のプレーヤーに与えられるものであって、全員が受け取れるならそれはもうトロフィーではない。

・あなたも試合に参加しただけでトロフィーをもらってきた一人だろうか? だったら現実を教えよう。そんな感覚は職場では通用しない。ここは資本主義の国であって、社会主義じゃない。会社は出社するだけでほめられるような場所ではない。

・納期と質──これがどちらも確実であれば、発注する側は喜んで金を出す。

・「自分が認められないなんておかしい」と思う人に言っておく。あなたが認められないのは、あなたの仕事ぶりが自分で思っているほど立派なものではないからだ。あるいは、よくやっている部分はあるものの、それ以外がだめだからだ。

・自分が一番だと思えたのは、それ以上いいものを見たことがなかったからだ。何がベストかは、自分の経験や知識の範囲でしかわからない。

・直接話す勇気がないなら、つまり職業人としてその問題と向き合う覚悟がないなら、その問題もその人の名前も口にしてはならない。

・問題を自分で解決するのではなく、それを愚痴として吐き出してみんなに同情してもらうことは、要するに重荷を周囲に押しつけ、チーム全体の士気を下げることであって、いわるゆ「相談」とはまったく違う。

・祖母はいつもこう言っていた。「小さいことに感謝しない人は、大きいことにも感謝しない」。逆から言えば、「誰かがしてくれた小さなことに感謝しないなら、その人がもっと大きなことをしてくれることはない」、という意味になる。

・相手の行動にどう反応するか、どう感謝を示すかによって、相手の次の行動は変わる。



ムーブ ユア バス

ムーブ ユア バス

  • 作者: ロン・クラーク
  • 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
  • 発売日: 2016/04/23
  • メディア: 単行本



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