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『生き物としての力を取り戻す50の自然体験』 [☆☆]

・蛹の中で起きていることはいまだに最先端の科学でも完全には解明できていない。幼虫を構成していた細胞のほとんどが溶けて栄養分となり、残ったわずかな幹細胞から蝶の翅や身体が再構成される。

・どんなに上手に隠れても生き物が逃れられないのが「左右対称」の法則。正面・上面から見ると、ほとんどの生き物は体が左右対称になっています。ですから、隠れている生き物を探す時は「左右対称のもの」を常に意識します。

・菌類は、植物の近縁と思われがちですが、どちらかと言えば動物に近い存在です。

・粘菌は「菌」という名前が付いていますが、菌類ではなく、アメーバの仲間です。

・地衣類は、菌類と植物(藻類、シアノバクテリアなど)の共生体。

・目安として、上弦の月は太陽が沈んだあとの南の空、あるいは真夜中に西の空、下弦の月は真夜中に東の空、明け方に南の空にある、と覚えておきましょう。

・飛行機雲は、今では環境に馴染んで当たり前になっていますが、飛行機が生まれた100数十年前以前には、見ることができなかった雲です。このように、科学や技術が発達することは、自ずと自然の風景を変えていくことがわかります。



生き物としての力を取り戻す50の自然体験 ―身近な野あそびから森で生きる方法まで (Make: Japan Books)

生き物としての力を取り戻す50の自然体験 ―身近な野あそびから森で生きる方法まで (Make: Japan Books)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: オライリージャパン
  • 発売日: 2018/07/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



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