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『When 完璧なタイミングを科学する』 [☆☆]

・「いつすべきか手引する本」、つまり「When To」本だ。

・仕事ができる人は、52分間働いたあとに17分間休憩をとる。

・昼寝は私たち脳にとって製氷車の役割を果たす。普通の1日が私たちの精神に残す、へこみやすり減り、傷をならしてくれるのだ。

・カフェインが血流に乗るまでには約25分かかる。

・カフェイン摂取後、10分から20分の昼寝をすることが、眠気の予防とパフォーマンス向上のために理想的なやり方だという。

・朝8時30分の始業が学力低迷の原因。

・米国空軍士官学校では、始業時間を50分繰り下げたことにより、学業成績が向上した。1限目の開始時間を遅くするほど、学生の成績は良くなった。

・ツァイガルニク効果がある。人は完了した課題よりも未完了の課題の方をよく覚えている傾向がある、という現象だ。

・最善の行動とはときに……何も行動しないことである。

・ハッピーエンドは誰でも書ける。登場人物の望むものをすべて与えればいいだけだ。

・ピクサーのどの映画でも、主人公は望んでいた目標を達成したあとに、それが自分にとって必要なものではなかったことに気づく。たいていの場合、主人公は欲しかったもの(家、ピストン・カップ、アンディ)を手放して、自分に必要なもの(あり得ない仲間、真の友人、友達とずっと一緒にいること)を手に入れる。

・他人と行動のタイミングを合わせるという能力は、人間の進歩にとって欠かせないものになっている。

・民主的に団員に歌を選ばせれば、コンサートはミシュランの三ツ星料理ではなく、「おかず持ち寄りパーティー」になってしまう。

・運動は、人生で間違いなく役立つ、数少ない行為の1つである。運動によって大きな恩恵を受けるが、費用はほとんどかからない。

・ダッバーを容器として扱うならば、この仕事を真剣に捉えていない。だがダッバーには、病気で死ぬかもしれない患者に届ける薬が入っていると考えるなら、緊迫感から否応なく責任感が生まれる。

・老後に備えて蓄えていない人は、どういうわけか、未来の自分を現在の自分とは異なる人物と見なしている。



When 完璧なタイミングを科学する

When 完璧なタイミングを科学する

  • 作者: ダニエル・ピンク
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2018/09/06
  • メディア: 単行本



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  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2018/09/06
  • メディア: Kindle版



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