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『なぜ僕は、4人以上の場になると途端に会話が苦手になるのか』 [☆☆]

・人間の脳は3人のコミュニケーションまでは処理できる。けれど、4人になると多くの人が処理能力を超え、「3」と「4」の壁にぶつかってしまう。

・5人でも、6人でも、10人くらいまでなら、脳からすると4以上はほぼ同じ。

・「しゃべりだすと止まらない」人は何となくイメージできると思いますが、その反対、「黙りだすと止まらない」もまた起こりうるのです。

・古い脳を活性化させるのは簡単で、否定語を発したり相手を傷つける言動を取ったりすれば、相手の古い脳のスイッチは一気にオンになります。

・居心地の悪さを感じるのも、感情をつかさどる古い脳、大脳辺縁系です。

・悪口を言うと、言った本人の「古い脳」が活発になって、どんどん新しい脳が抑えられて感情的になり、「たまに話したかと思えば、人の悪口しか言わないやつ」と思われてしまいかねません。

・新しい脳である前頭葉は、言語をつかさどる器官だけあって、話している言葉の主語をきちんと認識することができます。古い脳である大脳辺縁系ですが、なんとここでは「話の主語」が認識されないのです。

・他人のことを言っているにもかかわらず、古い脳は「あれ? これって自分のことを言われているのかな」と判断してしまうのです。つまり、悪口を言うと、他人のことを言っているのに、脳は自分のことを言われていると感じてしまう。

・手のひらには無数のツボがあり、グーパーすると瞬間的に脳の血流量を上げることができます。

・日常のちょっとした動作を利き手と反対の手でやってみる。ほんのちょっとの違和感を覚えるだけで、いつも使うのと逆側の前頭葉が刺激され、鍛えることができるのです。

・「頭が疲れてきた」なんていいますが、これ、室内の二酸化炭素濃度が原因の可能性大です。なぜなら、大気中の二酸化炭素濃度が2500ppmを超えると、前頭葉の機能は低下し集中力が落ちてしまうのです。

・紅茶を飲んだあとに、被験者の脳の血流量がものすごい勢いで上がりはじめたのです。

・紅茶にレモンを入れると、古い脳が抑えられて、新しい脳がより活発になる最強の飲み物ができる。



なぜ僕は、4人以上の場になると途端に会話が苦手になるのか

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  • 出版社/メーカー: サンマーク出版
  • 発売日: 2017/05/19
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