『大富豪からの手紙』

・シンクロニシティ―を見つけるコツはね、たとえば、カフェに入ったら、知り合いがいないか、グルッと見回すようなシンプルなことなんだ。

・「決断せず」に先延ばしにしていると、ごく目先の安全や安全は得られても、心が躍るような人生にはならないんだ。

・「決断した瞬間」に、「その未来は、同時に誕生する」。

・人生の無駄な時間の大半は、「これって、うまくいくんだろうか？」と、スタート地点で躊躇して、「何もしていない、待ち時間」なんです。

・決めると、未来も決まるんだ！ 今日は何を決めた？

・「行動できない理由」は、情熱が足りないせいもあるけどな、自分がワクワクするような「目標がない」というのも大きいんや。

・オランダのチューリップバブルの頃から、人は、変なものに熱狂する。価値があると思っているのは、「みんなの共同幻想にすぎない」ということを、くれぐれも忘れないでいてほしい。

・今の世界は、ただ、頑張るだけでは、お金持ちになれないようになっている。

・「誰かの役に立っているという実感」がないと、毎日が楽しくなくなって、生きることすら、苦しくなってしまうんだよ。

・モテる奴は、こちらから追いかけるのではなく、追いかけられるんだよ。「恋も、仕事も、お金も、欲しがって追いかけると、逃げられる」んだ。

・「労働で稼ぐ」ということは、極論すると「汗の量り売り」なんだよ。

・「人間は、損をしないと、学べない」ものなんだよ。だから、最初の損を気にしていたら「お金持ち」にはなれないってことさ。

・料理人が工夫をせずに、ただ10年間、同じ料理を作り続けていたら、その10年は、「積み上がっていく経験」ではないことになる。それだと、30年やっても、40年やっても、繁盛店になるのは難しいだろうね。

・仕事の「工夫」には、「量」と「質」と「方向性」が大切ってことなんだ。どれぐらいの「量」の仕事をこなすか。どれぐらいの「質」の仕事をするか。また、どの「方向性」へ向って、工夫するかを、とことん考えるんだ。

・バンコクを中心に見てみると、すべての都市がとても近いことに気づく。アジアのビジネスマンは、日本人が新幹線に乗るような感覚で飛行機に乗り、アジア各地を飛び回っているのだ。

大富豪からの手紙

• 作者: 本田 健
• 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
• 発売日: 2018/03/08
• メディア: 単行本（ソフトカバー）

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