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『魔法のコンパス 道なき道の歩き方』 [☆☆]

・「アイツのやっていることは、果たして正解なのかなぁ」という議論のネタになったり、そういった、存在そのものが「質問」になっている人を僕は芸人と定義している。

・「問い」を持つ癖を身につけなければ、面白いことは何ひとつ始まらない。

・「スター」にはなっていなかった。僕が右を向けば、世間が右を向くようなスターに。

・僕の絵本は本屋で「作品」として売れ、いろんな土地で誰かが開催している原画展で、「おみやげ」として売れている。

・「会いにいけるアイドル」ではなくて、「会いにくる芸人」。

・時間やお金を割いて、その場に足を運ぶ動機は、いつだって「確認作業」で、つまりネタバレしているモノにしか反応していない。

・本当に見せたいモノを2番目に置くことで、本当に見せたいモノのファン以外の人に、本当に見せたいモノを見つけてもらう。

・「正しいことしている人」にとって「自分の反対意見は悪」になる。

・戦争が無くならない理由は何だと思う? それはな、人間の中に「好き」という感情があるからだ。そんなものがあるから、好きな物を他人から奪ってしまう。また、好きな物を奪った奴を憎んでしまう。

・人は便利な方に必ず流れるから、遅かれ早かれ、小学校……下手すりゃ幼稚園レベルから授業中のスマホ使用は必ず常識になる。

・空気なんて読めて当たり前。人が多い方を選べばいいだけだから。

・半径50メートルに当たり前のようにコンビニがある国の幸福度なんて低いに決まっている。10点から40点に伸びたら「幸せだなぁ」と思えるけれど、95点から96点に伸びたところで、さほど幸せは感じられないわけだ。

・全国各地に数多ある寂れた商店街で、一番最後まで生き残るのはスナックで、理由は魚屋さんや肉屋さんのようにコンテンツを売っているのではなく、そこで過ごす時間や体験を売っているから。

・スナックの強みは「待ち合わせ場所」であること。

・今のテレビって「面白いことを言う人」は出ているけれど、「面白いことを考えている人」は出ていないじゃないですか。

・温泉だけでは足が動かないのだ。温泉に入る前、出た後に何をすればいいかわからないから。

・皆が「一度行ってみたいなぁ」と思っているような場所でライブをしてみると、たとえ物質的距離は遠くても、心理的距離が近く、都内よりも足を運んでもらいやすいかもしれない。

・作り手が追求している「クオリティー」は、お客さんの購買理由の1位にはきていない。



魔法のコンパス 道なき道の歩き方

魔法のコンパス 道なき道の歩き方

  • 作者: 西野 亮廣
  • 出版社/メーカー: 主婦と生活社
  • 発売日: 2016/08/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



魔法のコンパス 道なき道の歩き方

魔法のコンパス 道なき道の歩き方

  • 作者: 西野亮廣
  • 出版社/メーカー: 主婦と生活社
  • 発売日: 2017/10/19
  • メディア: Kindle版



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