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『健康な身体はつちふまずが知っている』 [☆☆]

・Aタイプはつちふまず、両膝関節、みぞおちで軸をつくり、両股関節、首の付け根を動かします。歩くときは前に向かって踏み出す足の方に軸をつくりながら歩きます。

・Bタイプはつちふまず、両股関節、首の付け根で軸をつくり、両膝関節、みぞおちを動かします。歩くときは進行方向に向かい蹴りだす方、つまり後ろ側の足に軸をつくってから歩き出します。

・1タイプはA-1とB-1ですから、重心を足裏の内側にのせて軸をつくるタイプです。軸をつくり替える際には、左右の上腕・大腿を内旋させて動作を起こし、手足の人差し指を中心に連動させます。

・2タイプは、重心を足裏の外側にのせて軸をつくるA-2とB-2です。軸をつくり替える際には、上腕・大腿を外旋させて動作を起こし、手足の薬指を中心に連動させます。

・筋肉は、骨格というレールの上を走る列車のようなものです。関節はレールとレールの接続面です。なぜ列車が進まなくなるかといえば、レールの接続がうまくいっていないからです。これが「身体が硬い」という状態です。

・生まれたての赤ちゃんは軸を持っていません。なぜならば、身体がグニャグニャでないとお母さんの産道を通って出てこれないからです。ですから、赤ちゃんにとって成長とは軸をつくっていくことと同義です。

・日本の文化は「骨の文化」です。肉を切らせて骨を断つ、というように、筋肉より骨の方がはるかに重みをもっています。

・何を行うにしても、最も多く働いているのは脳です。スポーツにいても、スタミナを左右するのは脳の余力です。

・肝心なのは、「スポーツを行うのは何のためか」を見失わないことです。今人気があるジョギングにしても、多くの人がジョガーではなく、「ランナー」と化しています。

・準備運動とは何か。それは、全身の関節がなめらかに動くかどうかを点検して、身体の状態を整えることをいいます。

・何も考えずにできるルーティンワークは楽かもしれませんが、脳の思考停止をもたらします。

・刺激があれば、必ず脳は反応します。外界からの刺激に対しリアクションするということは、生命の定義でもあります。

・刺激0、無いということもまた、大きな刺激であるといえるのです。



健康な身体はつちふまずが知っている (幻冬舎単行本)

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  • 作者: 廣戸総一
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
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健康な身体はつちふまずが知っている

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