『炎上フェニックス 池袋ウエストゲートパークXVII』 [☆☆]
・ネットを通じた心のない出会いはますます容易になる。
・余計なお世話が必要な人間だって、世の中にはいるんだよ。
・不思議な話だが、いつでもトラブルに見舞われている人間もいれば、反対に生涯なんのトラブルにも出会わずに人生を終える幸福(退屈?)なやつもいるのだ。
・生まれたときから見ているので、超高層ビルもおれにはなんの感情も生まない。そこに山があるのと同じだ。
・一年間で全世界に対コロナの緊急経済対策費一千兆円があふれだした。もうじゃぶじゃぶ。金は薄まり、価値はそれだけ転げ落ちたのだ。
・見ず知らずのやつから、たくさんの「いいね」をもらうより、信頼するひとりかふたりから、短い誉め言葉でももらうほうが、ずっと手応えがある。
・こいつは人の話をきくのが上手いし、人の心にある支点を見つけだし、人を動かすのが上手い。
・ネット記事を鵜呑みにしているだけなのに、自分だけが真実を知っていると、固く信じ込んでいるのだ。
・SNSなんてものはすこし複雑で巨大なだけの鏡に過ぎない。人の心をそのまま映すだけなんだから、半分腐っているのは、ごく自然な話。
・こいつは頭を下げ慣れている。反省した振りがうまいのだ。あるいは頭を下げるのが平気でまったく傷つかないくらい、恐ろしくプライドが高いのかもしれない。
・いつだって敵を甘く見てはいけない。この世界は想定外のカタマリなのだ。
・おれは最後まで強い振りができる人間が、一番強い人間だって思うよ。
・余計なお世話が必要な人間だって、世の中にはいるんだよ。
・不思議な話だが、いつでもトラブルに見舞われている人間もいれば、反対に生涯なんのトラブルにも出会わずに人生を終える幸福(退屈?)なやつもいるのだ。
・生まれたときから見ているので、超高層ビルもおれにはなんの感情も生まない。そこに山があるのと同じだ。
・一年間で全世界に対コロナの緊急経済対策費一千兆円があふれだした。もうじゃぶじゃぶ。金は薄まり、価値はそれだけ転げ落ちたのだ。
・見ず知らずのやつから、たくさんの「いいね」をもらうより、信頼するひとりかふたりから、短い誉め言葉でももらうほうが、ずっと手応えがある。
・こいつは人の話をきくのが上手いし、人の心にある支点を見つけだし、人を動かすのが上手い。
・ネット記事を鵜呑みにしているだけなのに、自分だけが真実を知っていると、固く信じ込んでいるのだ。
・SNSなんてものはすこし複雑で巨大なだけの鏡に過ぎない。人の心をそのまま映すだけなんだから、半分腐っているのは、ごく自然な話。
・こいつは頭を下げ慣れている。反省した振りがうまいのだ。あるいは頭を下げるのが平気でまったく傷つかないくらい、恐ろしくプライドが高いのかもしれない。
・いつだって敵を甘く見てはいけない。この世界は想定外のカタマリなのだ。
・おれは最後まで強い振りができる人間が、一番強い人間だって思うよ。
炎上フェニックス 池袋ウエストゲートパーク17 (文春e-book)
- 作者: 石田 衣良
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2021/09/08
- メディア: Kindle版
タグ:石田衣良