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『サクッとわかるビジネス教養 地政学』

・アメリカは必要な相手を、「完全支配」から「選択的関与」「オフショア・バランシング」「孤立主義」という4つのオプションに分け、関与するレベルを考えています。

・イギリスは、世界中の国と戦って勝利したわけではなく、無敵艦隊をほこるスペインや、ナポレオンのいるフランスなど、ユーラシア大陸で強大な勢力が登場したときのみ、周辺国と協力しながら戦い、世界を制覇したのです。

・「チョーク・ポイント」とは、このルートを航行するうえで絶対に通る、海上の関所。世界に10個ほど存在するといわれています。

・「シーパワー」とは、国境の多くを海に海に囲まれた海洋国家のことで、日本やイギリス、大きな島国と見なされるアメリカなどのこと。

・アメリカのICBMw(大陸間弾道ミサイル)を沖縄に配備すると、世界の多くの主要都市が射程に入り、ミサイルを置くには絶好の位置なのです。世界のほぼすべての大都市が射程に入るロンドンに次ぐ世界2位ともいわれています。

・地政学的に、大国になる国が最初に行うのが、近海の制覇です。

・アメリカは“世界の警察”といわれますが、これは海の秩序を守るアメリカ海軍のことを示しています。

・国境という“線”の概念が強い中国は、海にも独自の線を引き、点ではなく、面で取ろうとしているのです。



サクッとわかる ビジネス教養  地政学

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  • 発売日: 2020/06/16
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