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『マンガでわかる!認知症の人が見ている世界2』

・認知症の症状は、不安→不満→不信→不穏と悪化していきます。

・実は認知症の本質は記憶の障害ではなく、「わかること」と「知っていること」のミスマッチで起きるのです。

・どうしたら「わかること」を「知っていること」に結びつけられるか。そういう視点を持つと認知症の人との接し方が一段と上手になりますよ。

・アルツハイマー型認知症の人は、嗅覚をつかさどる脳の部位が初期から委縮するため、においに鈍感になり、自分の体臭を自覚しにくくなっていきます。

・認知症の人と接するときは、いかに不安を除き、安堵できる時間を増やして安心を引き出すかが大切です。安堵できる時間が増えれば安心が引き出され、安心が定着すると安着となり、最終的には安穏という状態になって認知機能の低下を防ぐことにつながります。

・認知症になると、初期のうちから「あれをしただろうか」と周囲の人に何度も同じことを聞くことがあります。これは「覚えていたい」「忘れたくない」「周囲に迷惑をかけたくない」という想いのあらわれです。

・スピーチロックは、言葉で心と体を拘束することだよ。

・拘束というと、体を物理的に拘束する「フィジカルロック(身体拘束)」のイメージが一般的ですが、ほかにも薬物を過剰に投与して動けないようにする「ドラッグロック」や、「言葉かけによって体と心を抑制する「スピーチロック」があります。

・幻臭とは、ありもしないにおいを訴える症状のこと。主にレビー小体型認知症の人によく見られます。



マンガでわかる! 認知症の人が見ている世界2

マンガでわかる! 認知症の人が見ている世界2

  • 出版社/メーカー: 文響社
  • 発売日: 2022/09/08
  • メディア: Kindle版






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