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『MBA100の基本』 [☆☆]

・問題を設定するとは、言い方を変えれば、問題が解決された後の「あるべき姿」を的確に描くことです。そのギャップが解決すべき問題となるからです。

・マーケティングの目的はセリングの必要をなくすこと。

・メガネメーカーは、顧客はメガネを欲していると考えてしまいがちです。しかしこれは顧客の根源的なニーズではありません。マーケティングの専門用語ではウォンツと呼ぶものです。本質的なニーズはあくまで「ストレスなくモノが見えるようになる」ということです。

・ビールであれば5種類程度の選択肢の中からその時の気分などに合わせて選ぶことが多いはずです。この選択肢のセットをエボークトセットと呼びます。マーケティングでは、エボークトセットの中に入ることがまずは目標となります。

・Saying(何を言うか)以上に Doing(何をするか)、さらには Being(どのような企業であるか)こそが企業ブランドを左右する。

・早く行きたいなら一人で、遠くへ行きたいならみんなで行け。

・頭ごなしの否定はNG。NoというなHowと聞け。

・5分で考えつくことは、ライバルも5分で考えつく。

・サービス業では、マクドナルドやスターバックスといったアメリカ発のビジネスがグローバルに規模化を進め成功しましたが、日本のサービス業がそこまで世界に広がった例はありません。

・我々消費者は寿司屋というと「寿司を食べるところ」と考えてます。しかし、利益方程式の観点から見れば、寿司(特に高級ネタ)は客寄せであり、実はアルコールで大きく稼ぐ店なのです。

・会議で相手を言い負かしても何も得られない。議論の目的は勝利ではなく改革である。



MBA100の基本

MBA100の基本

  • 作者: グロービス
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2017/01/20
  • メディア: 単行本



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