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『好きになられる能力』 [☆☆]

・望んだ結果が得られないのには、原因がある。その原因とは、「自分に好感を抱き、味方になってくれる人が少ない」ということだ。

・組織というところでは、「お互いに大きな声であいさつしましょう」という、たったそれだけのことでさえ、なかなか定着しないものなのだ。理屈で何かが動くところではない。

・自分にしたことや、したいと思っていることについて、「正しいかどうかを話しても共感が得られるわけではない」ということなのである。

・自分にとって大切なことは、自分以外の人によって決められている。

・周囲の人も、あなたが特別な才能を持っていることや、業績や地位の高い人であることばかりを望んでおらず、できればあなたに、自分のことを認め、大事にし、気にかけてくれる人であってほしいと望んでいるのだ。

・まずは手や体は、動かさずに話せるようになることが必要で、それができたら、手や体を効果的に使うことを覚え始めるものなのだ。

・私たちは、「人が口にすること」によって苦しめられているだけでなく、「自分が口にすること」によって、人を苦しめているかもしれないのだ。

・「改善できる点を見つけて指摘すること」が、よいことであるとか、あるいは感謝されるべきことと思っている人がいる。

・改善できることを複数挙げて、相手を評価するようなことをしても、ありがたがられることはない。相手はやる気をなくすだけだ。

・自分のことを話したくて仕方のない人は多い。「最近は忙しくて」と言いつつ、30分や1時間どころか、もっと長い時間、延々と話すビジネスパーソンもめずらしくない。

・アメリカでPRO-ACTIVEという言葉が流行っている。反対語がRE-ACTIVE =反応なのだけれど、つまり周りの刺激に対して反応するのではなく、自分が周りに対して影響を及ぼす存在であるということ。

・6つの返答パターン。(1)解決案 (2)無関心 (3)私の話 (4)反論 (5)解説 (6)感情

・話し方の4つのパターン。(1)評価してくる人 (2)プロテクトする人 (3)ぼやいている人 (4)会話が成り立たない人

・「私の話」などは、雑誌のインタビューを受けたときにしか話さないと決めよう。

・ライカビリティは、人が「認められたい」「大事にされたい」「気にかけてほしい」と望んでいる気持ちを満たすことで高まるものだ。

・自己主張をするということが、「私の話」をすることと間違って解釈されているのだ。



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