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『2000年前からローマの哲人は知っていた 怒らない方法』 [☆☆]

・怒りとは「実際に自分に対して悪い行いをした者、あるいは自分に対して悪い行いをしたと思い込んでしまった者に対して、罰を与えたいという欲望」だと定義している。

・「敵」は一番外側の境界線で撃退しなければならない。

・罰を与える者にとっても、怒りはふさわしくない。罰は健全な判断によって与えられてこそ、強制の役に立つのだから。

・怒っている者の言葉を信じてはいけない。その声は大きく、脅すように話すが、その陰にあるのは臆病な心だ。

・復習は物事を改善するためにするのだから、怒ることなしに行なおうではないか。復讐は役に立つからするのであって、喜びのためにするのではない。

・悪意と妬みを持つ者は、たまたま人に訪れた苦しみを見れば喜ぶが、怒りは人の不運を待ち切れない。

・自分の耳に不快な言葉を吐くのが罪だと言うとは、いったい何様のつもりなのか。



2000年前からローマの哲人は知っていた 怒らない方法

2000年前からローマの哲人は知っていた 怒らない方法

  • 出版社/メーカー: 文響社
  • 発売日: 2020/06/04
  • メディア: Kindle版



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