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『現代戦争論-超「超限戦」』 [☆☆]

・中国の要人から人物評価について次のように教えられた。『三国志』のみを読んだ人は三流、『三国志』と孫子の兵法を読んだ人は二流、『三国志』と孫子の兵法のほかに『韓非子』を読んだ人は一流である。

・砲弾やミサイルなどの運動エネルギーを使った「見える戦い(キネティック戦)」と運動エネルギーを使わない「見えない戦い(ノンキネティック戦)」に区別できます。

・巧詐は拙誠にしかず(巧みに人を偽ることは、つたなくても誠実であるのに及ばない)

・重要なことは、AIに頼りすぎないことです。あくまでもAIの意見をセカンドオピニオンとして聞く態度が重要だそうです。

・マルチドメイン作戦では、「競争」と「紛争」に区分しています。「紛争以前」の「平和」と思われている時期も敵対国との「競争」が行なわれていると考え、「平和」ではなく、「競争」としたのです。

・『超限戦』の主張は、突き詰めれば、国家もマフィアやテロリストたちと同じ論理で行動しなさいということです。中国は既に中国共産党をボスとするマフィア国家なのかもしれません。



現代戦争論―超「超限戦」- これが21世紀の戦いだ - (ワニブックスPLUS新書)

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  • 出版社/メーカー: ワニブックス
  • 発売日: 2020/07/08
  • メディア: 新書



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