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『言葉にできるは武器になる。』 [☆☆]

・言葉が意見を伝える道具ならば、まず、意見を育てる必要があるのではないか?

・人は多くの場合、言葉で疑問を持ち、言葉で考え、言葉で納得できる答えを導き出そうとしている。

・言葉は思考の上澄みに過ぎない。考えていないことは口にできないし、不意を突かれて発言する時、つい本音が出てしまう。

・製品のセールスポイントを声高らかに語ったり、耳ざわりのいい言葉で語りかければ、製品の魅力を伝えることはできるかもしれないが、実際に製品を購入してもらうことは非常に難しい。なぜなら最終的に自ら「欲しい」「自分の生活に必要だ」と思われなければ、購入するといった行動に移すことはないからである。

・人は考えているようで、思い出している。

・人は考えている時、自分の記憶と向き合いながら考えてしまっているのだ。つまり、「考えが全然進んでいない」という状態は、思考域を使っていると思っていても、実は記憶域の中を回遊してしまっている状態であると言える。

・文字の大きさは、自信の大きさに比例する。

・訓練のない個性は、野生に過ぎない。言葉は誰でも使えるからこそ、野生なままでいる人が多いとも言える。そこで、型を知れば、言葉が自分の個性を表現する武器になるのだ。

・言葉にまつわる誤解として最も多いのが、できるだけ丁寧に説明した方が理解が進むであろう、というものがある。

・言葉にできないということは、言葉にできるだけ考えられていないことと同じである。



「言葉にできる」は武器になる。

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  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版
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「言葉にできる」は武器になる。 (日本経済新聞出版)

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